自信がなくて、
ずっと避けていた小津さんの作品。
恥ずかしながら、動く原節子さんを初めて拝見しました。他の役者さんと一線を画していました。絶対的な存在でした。
整理整頓された画面と、見るべきもの…
人と人の間にあたたかい共感が流れ、互いに敬意を持っていた、70余年前の物語。
古き良き日本を、風景のみならず、言葉の端々からも堪能できる。
安易に過去の時代を持ち上げて美化し、全肯定する態度は控え…
- 初小津
- モノクロ作品ということで身構えていたのだけど、意外にも思い描いていた戦後というよりかは、そのイメージと現在のちょうど中間の位置にあたる家族観を見ている感じでむしろフレッシュな印象すら…
断片的に残っていた記憶に比べて格段に画質・音質が良くなっていた。団扇の上に高峰秀子が特別出演していたと初めて気付いた。小津流の洒落なのかな。とにかく映画全編が沁みて、無邪気に草をむしる孫に寂しさを語…
>>続きを読むええ方。わたしらは幸せな方。
方ってなんだろう。。
田舎から見たら、東京に出て医者になったり、店を構えたり、周りの人に自慢できるようなわかりやすい功績をあげることは、それだけで親孝行なのかもしれな…
東京にやってきたおじとおばをあまりよく思わない孫たち、忙しくて厄介者のように扱う息子と娘、見てて少し悲しくなってくるが息子達の気持ちも分かってしまう…
人間関係がリアル 家族と家族になった人で…
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