立志伝中pathos Paranoia. 自我を支える己への偽証、すがる欺瞞。その悪夢から寝覚る息子、光の消失点へ走る父。立志伝中・ステレオタイプのパースペクティブ。思慮浅き他者比較。憧憬と尊敬の兄…
>>続きを読む家父長制下で狂っていく男 あまりにも悲哀 描き方が凄い、、
仕事も家庭もままならなくなって自尊心だけ残ったあまりにも辛い現実と、妄想として現れる幸せだった過去 辛すぎる
レストランで2人とも席にお…
素晴らしい、家父長制下と男尊女卑社会の中で何故男達は狂っていくのかが端的に描かれていく。成果の出ない仕事、老いていく肉体、家族との不和、隣人への嫉妬。過去の栄光に縋るしかなく、あまりにも息苦しい現在…
>>続きを読む面白い
老いが迫りセールスの仕事が立ち行かなくなり始めた男のニューロティックスリラー×中年の危機でより父権主義的になった父親と息子の確執が広がる家族ドラマ
メイズルス兄弟の『セールスマン』やポール・…
先に'85年のフォルカー・シュレンドルフの方を観ていたけれども、戯曲ベースの為にセットの感じなんかも含めて大体おんなじ具合な安定感。きっと何者にもなれない人が抱く夢の弊害を一手に引き受けたかの様な主…
>>続きを読む戯曲の映画化ということで、舞台を映像化したような感じなのかなーと思っていたら、本当に映画としても素晴らしかった。
寓話的でもありつつ、不倫とかも含めとてもリアルな生活も描いていて、サスペンス的にも楽…
舞台を観ているかのような映画だった。人生は思いがけない事がきっかけとなり歯車が食い違い大きく変わってしまう、そしてその渦中にいる時は当然の事ながらわからない、最後まで人生の虚しさが漂っていた。フレデ…
>>続きを読むジュネス企画