『冷血』執筆時のカポーティとペリーの関係に重きがおかれている映画。カポーティのはげしい葛藤や複雑な感情や、彼独特の見栄っ張りなところや子どもっぽさが作品の中で見え隠れするところが、おもしろかった。
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ノンフィクション小説の取材で一家惨殺の犯人と対面する中でだんだんと犯人に感情移入されていく
心を開かせるために嘘をついたり、
取材をするためにいい弁護士をやとって裁判引き伸ばしたり、
最後には死刑…
カポーティの人となりに関心が尽きぬまま、終わってしまった。
映像で見るから殺人事件も呆気なく過ぎ去る出来事だし、見られるけど、カポーティが書いた本を読みたいとは思わなかった。それこそ没入してしまいそ…
ペリーという殺人者に取材者以上の感情を持ってしまっているのではという猜疑心、そして何より冷血という本を書きあげる事への執着心。
2つの強烈な思考によって、あるべき人としての感性から自身が離れていって…
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エンタメ映画好きな私には、似合わない作品かもですが、「カポーティ」を鑑賞しました。
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タイトルの通り、作家の#トルーマンカポーティ が、代表作となる「#冷血」を執筆するに至った経緯から、出版さ…
これを観ると、やっぱり『冷血』を読みたくなる。
不思議で掴み所のない繊細な彼にあと一歩、もう一歩近づくのが難しい。人の話を引き出す手口として自らの過去の経験を持ち出して同情を誘う、という方法を取って…
トルーマンカポーティが冷血を書くまでの話!この映画は冷血を読んでないと少し退屈かもしれませんね笑 ただ冷血を読んでから見るとその緊迫感、迫力がこの静かな映画の中でひしひしと感じられる、そんな映画でし…
>>続きを読むこんなにも複雑な気持ちにさせてくれる映画は久しぶりでした!
トールマンは精神的に強くない、ジョークを言い常に人の中心に立とうとする姿は人間味を強く感じられる。
ゲイである事を隠し、友人と仕事の混…