舌で主をたたえ同じ舌で人間を呪う、的な原則の同質みたいな 賛美と呪いが同じ口から出てくる愚かな人間 それが人間 目を富に向けてもそこに富はない だけど貴賤に対する確かな諦念と怒り 唆す蛇はどこにでも…
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文章で感想を書くのが無理。
それくらいすごい。
終盤、老夫婦の家にイヴァンが居候しはじめてから、なんかもうすべてがすごい。
特に婦人がイヴァンにコーヒーを届けるシーンのカット割りは必見。(もちろ…
寄りのカメラワークと音が良いのに、気が付いたら絶望的なところまで落ちていて悲しくなった。
一緒に洗濯物を干していた時はほんの少しだけ希望が持てのに、それを台無しにする襲撃シーンがめちゃくちゃ好き。
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面白いので2回続けて観たけど、2回観ても新鮮。どうなるのかわかってるのに、これからどうなるんだろうと思いながら観てました。最初のほうは宙ぶらりんの状態だからかなと思いました。オープニングのキャッシュ…
>>続きを読む黒沢清監督による言及から興味を抱き鑑賞。
カットのシームレスな繋ぎ方と、程良い切り替えのスピード、わかりやすい視線誘導によって、淡々とした物語ながらも、心地良い刺激があった。
またその編集が、画面…
傑作すぎ。原作もちゃんとあるので、珍しい眠くないブレッソン。
赤を排した青緑色主体の映像。手のショット、首から下のみのショット。
拘置所に入るショットの反復。犬が一家の死を確認していくショットの…
一度始まったら止める事のできない不条理と不幸の連鎖が主人公の人生/人間性を完全に破壊する。そうなってしまった人間はどんな行動をするのか?引き算に引き算を重ねた演出で淡々と結果だけを間接描写のみで描く…
>>続きを読む黒沢清監督の本から
僕も全部理解してないけれど、
しっかりと想像しないとただ「つまらない」という感想を言う人が増えそうな映画でした。
ラルジャンは、自分の知識、理解力、想像力が無いと勿体無いよ…