この作品で山本太郎は新左翼活動家で連合赤軍中央委員会委員長の森恒夫をモデルにした倉重鉄太郎を演じました。山本太郎はこの後、政治家になりました。美輪明宏さんの本で読んだのですが、三島由紀夫が自決した時…
>>続きを読む「自己批判と相互批判による総括。この方法は僕らを真の革命戦士にしてくれる、はずだった」
革命の名の下で山の上につどい、総括の名を借りたリンチで12人の「革命戦士」を死に至らしめ、結果、60年代のい…
メタ構造ながら、連合赤軍への想いを語りきってたと思う(小説がそうなのかもしれないけど)
否定も肯定もできないことに対しては、ただただ見つめる、という作業をするしか自分達には無いのかもな、という感想…
連合赤軍を題材にした映画の製作を推し進めている監督(大杉漣)が、当時を知らない若者たちを起用して、真に迫った作品の完成を目指していく。立松和平の原作小説を変則スタイルで映画化している、実録系ドラマ。…
>>続きを読むあまりに良すぎる。篠原先生がこれとハネケの『ファニーゲーム』だけを観て『黙示録』作ったのもすべて納得した。比較すべきは『実録 連合赤軍 あさま山荘への道程』ではなく柳町光男の『カミュなんて知らない』…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
[背景]1972年2月28日午前10時、警官隊が「浅間山荘」突入開始。およそ10日間に及ぶ、連合赤軍(5人)の籠城と銃撃戦は終息に向かう。
そこから遡ること7カ月。1971年7月15日赤軍派中央軍…