2023年1月8日
映画 #狂った果実 (1956年)鑑賞
#石原慎太郎 が原作を書き始める段階で「映画化したい」という話があり、弟 #石原裕次郎 の主演を条件に承諾
弟役の #津川雅彦 も慎太郎…
面白かった!
87分ちょうどいい!白黒なのに退屈する時間がなく、長さを感じさせず、続きはどうなるんだろう?と引き込まれる展開!
これ1956年の映画なのね!
今観てもあまり古いって感じが不思議とし…
カット割が独特。
めっちゃ笑ったし、ラストが最高すぎる。
恵梨がとんでもないファムファタールだけど、若くして年寄りと結婚させられると、ああなってしまうのか…
晩年の津川雅彦しか知らないのでびっくり。…
三面鏡に恵梨の二つの顔と旦那の顔が映ってるショットがハイコンテクストすぎて唸った。
最後海水か涙かわからない水滴が春次の頬を伝ってたのが良い。
裕次郎の台詞がちょっと聞き取りづらかった。
岡田真澄の…
石原裕次郎作品を初めて観ました。
恵梨役の方がお綺麗で…麗しかったなぁ。
春次役は若かりし頃の津川雅彦さん。
目のクリッとさ、ウブな感じが新鮮でした。
まさに瑞々しい豊満な果実を飢えた人間が狂ったよ…
最初に映るシーンと最後が繋がってる。
恵梨を探してる時と見つけた後の春次の表情の落差、船でボートの周りを長いことぐるぐる回るシーンもずっと目が離せなかった。
クライマックス、春次の台詞がないのがいい…
いわゆる「太陽族」の雰囲気が知りたく視聴した。
1950年代の逗子での享楽的な暮らしの雰囲気を感じることができる。
高度経済成長以前の豊かさには独特な豊かさがあり、視覚イメージとして印象に残るなあと…