余裕綽々の語りというか…ヒッチコックほどの手練れがこんな緩い映画を撮ってくれたという「贅沢さ」が画面から溢れ出る
身構えなくて良いので気楽に観てると時々ハッとするようなショットがあったりするのも贅沢…
ヒッチコックとしては南仏のリヴィエラを舞台に気軽に作った小品といった感じでいつものサスペンス描写は薄れているが、コチラとしても物見遊山的に楽しめるのはよろしい。
序盤のヒッチコック登場までのシーンな…
かつて “The Cat” と呼ばれた大泥棒ジョン・ロビー(ケーリー・グラント)は引退して優雅な生活を送っていたが、彼の手口を模倣した泥棒が現れる。ジョンは警察の追跡を逃れつつ、身の潔白を証明すべく…
>>続きを読む花火のシーンがTruly artistic.
50年代に入って以降、銀幕から遠ざかっていたケーリー・グラントは、相手役がグレース・ケリーならば、とオファーを引き受けたそうです。一度は引退しながら、…
せっかくのデジタルリマスターにも関わらず16:9にクロップしてしまったのは残念だが、高画質で見るビスタビジョン撮影とグレース・ケリーの美には流石にうなり声が出てしまった。映画自体はあまり話運びが上手…
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