父ありきの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『父ありき』に投稿された感想・評価

KT77
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ただ一言、この作品美しい。

強くて優しい父を尊敬する子。子の幸せを願う父。

年は取ってもいつまでも変わらない親子の関係。釣りのシーン、石垣の上のシーン、食事のシーン、酒を酌み交わすシーン、最後の…

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tommy
4.5

父子のいい話でした。
セリフがやや聞き取りにくいのでイヤホン視聴推奨。

この頃の人たちは言葉遣いと所作が整ってて格好いいね。
まあ出てくる人みんな真面目な身分だったことも大いに関係あるんだろうけど…

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反戦映画でカットされたシーンがあるということを踏まえて、もう1回観たい。
戦時下で撮られた作品を、サブスクで観られるありがたみ。
4.8

涙涙涙

愛だ〜〜とともに戦争の影が色濃くて、大人になった良平がぼうずになってたところでいろいろ察して辛くなった。
(戦争に関するセリフ、「甲種検査」とかが結構カットされてるから、事前知識があれば察…

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ユロ
4.8
空間と時間の省略が上手すぎる。
良平が頭を丸めただけで社会情勢(戦争の激化)を表現するのには参った。
それにしても笠智衆がこの時32歳ってもはやバグだろ。
4.0
母不在の父子関係。
父とは
甘えさせてくれ、息子の現状を示してくれ、将来の道しるべ
である。この3つを上手く体現している父が笠智衆。
小津は37年に「父ありき」の脚本を脱稿、5日後に赤紙が来る。そして4年後、時世に合ったものへと手を加えたのが本作。しかし戦時下の作品、戦後再公開版はかなり切除されているという。
ACTミニシアターにて

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