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上京した両親を厄介者扱いする子供たち。気落ちする老親を、 一人温かくもてなす義理の娘。家族でも心の距離が遠くなる切なさと、 血の繋がりを超えた純粋な真心…人間関係の奥深さに魂が震える世…
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古き良き家族のメロドラマ。日本固有の家庭の在り方は存在しない現代だからこそ、よりノスタルジーを感じられるのかもしれない…
映画史上に刻まれた珠玉の名作です。 親子のすれ違い、老いと喪失を静かに描いています。 80年代後半、VHSレンタ…
日本を代表する巨匠・小津安二郎の野心作。 戦時中に検閲当局から却下された脚本を改めて取り上げた因縁の作品だけあって、ユーモアが見事に織り交ぜられた秀作となっている――― ふたりは倦怠期を迎…
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記録用 小津安二郎監督作品。 「ヴァージニアウルフなんか怖くない」の感想を書いたばかりなのにまた似たような内容の物語…
小津安二郎監督が1939年に中国戦線から復員後の復帰第一作として撮るつもりでシナリオを書いたのがこの作品の原型で、タイ…
北鎌倉に暮らす間宮家は、周吉と妻の志げ、長男・康一夫婦とその子供2人、そして長女・紀子の大所帯。ある時、紀子の上司である佐竹が、まだ独身の彼女に縁談を持ちかける。周吉夫婦も康一夫婦も乗り気…
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「紀子三部作」の2作目。 冒頭の朝食の場面がまず素敵。ちゃぶ台やおひつから感じられる昔懐かしさ、三世帯が一同に集まり…
◎戦後小津映画の倉庫 超高密度な群像世話物喜劇 1951年 松竹大船 モノクロ 125分 スタンダード *画像は中程…
親子愛の断層に焦点を当てた巨匠・小津安二郎の異色作――― 杉山周吉は、20年前、妻にその愛人と逃げられ、長女を嫁がせた今、次女・明子とひっそりと暮らしている。だが、最近明子の帰宅が遅れがち…
※4Kデジタル修復版にも同様のレビューをしました。 いつの時代も、悩める女性の話 小津安二郎監督の映画は、すっきり…
人間の猜疑心が暮色を夜へと染め上げる。 小津の完璧なまでの構図の隅から隅までを悲劇と葛藤、裏切り者たちへの憎悪が支配す…
代々造り酒屋の小早川家も大資本の波に押され、当主の久夫も頭が痛い。それに加え、亡き長男の嫁・秋子の再婚話や末娘・紀子の結婚話と悩みは尽きない。その一方、義父・万兵衛は久夫に当主の座を譲って…
小津の魔法使い③ 実家の祖父が亡くなった時を思い出した。 今でも不思議な話だけど病に臥せっていた祖父が急に立ち上が…
松竹の小津安二郎監督が、新東宝での「宗方姉妹」(1950)、大映での「浮草」(1959)に続き、他社である東宝(製作は…
サラリーマンの正二(池部良)と妻・昌子(淡島千景)は共働きの夫婦。数年前に病気で子供を失って以来、倦怠期を迎えていた。そんななか、正二は毎日の通勤列車に乗り合わせる仲間のひとり、千代(岸惠…
「東京物語」に続く、小津安二郎監督の第47作目。 前作同様、脚本は高田高梧と小津監督で、撮影は厚田雄春。 東宝のスター…
◎不倫コメディからの丸の内リーマン残酷物語 4Kデジタル修復版(2017年)による上映 *状態は極めて良くストレスな…
雨宮時子は、夫・修一(佐野周二)が外地へ赴いているため、健気にミシンを踏んで生計を立てていた。苦しい毎日ではあるが、息子・浩の成長ぶりを夫に見てもらう日を心の支えにした生活であった。ある時…
小津安二郎の「長屋紳士録」に次ぐ終戦後2作目。耐え難いほどに心に傷を負った若い夫婦がそれを乗り越えていこうとする夫婦…
妻の売春というヘビーなテーマだが、相手の男が不能だったことで 意外にも小津的テーマが浮かび上がる構造 田中絹代の自分直…
小津監督の喜劇作家としての手腕が冴える傑作――― 生の真実にさりげなく触れる晩年の小津の成熟したドラマ。 新興住宅地に住む林一家。この新興住宅地に住む子供達の間では奇妙なおなら遊びがはやっ…
1959年(昭和34年)の小津安二郎晩年の作品 ああ懐かしい 僕が小学4年生(10歳)頃 懐かしい言葉がたくさん 今…
「大人だって余計な事いってるじゃないか、こんにちは おはよう こんばんは いいお天気ですね」小津といえば様式美、意味を…
小津安二郎監督が2つの名作「晩春」と「麦秋」の間に、初めて松竹を離れて新東宝で撮った作品。 原作は大佛次郎の新聞連載小…
小津の其の四十三。 伝統的で古風な姉・節子(田中絹代)と、新しもの好きで自由奔放な妹・満里子(高峰秀子)の仲良し姉妹…
日本を代表する巨匠・小津安二郎が母と娘のふれあいを描いた感動の名作――― 麻布の寺で、三輪の七回忌の法要が行われた。三輪の学生時代の友人・間宮、田口、平山の三人が久しぶりに集まる。彼らは三…
今回は、父と娘ではなく、母と娘。「母になっていく娘」と「妻でありつづける未亡人」。 そしてその背景には「いないけど在る…
「晩春」の父と娘を母と娘に置き換えたような設定。でも「晩春」ほどシリアスではなくコメディ並みに笑わせてくれる演出が良…
娘をもつ頑固な父親の悩みと喜びをしみじみと描いた家族ドラマ。小津安二郎が手がけた初カラー作品。田中絹代、有馬稲子、山本富士子という豪華女優陣の共演が楽しめる。存在感のある父親像を佐分利信が…
久々に再観賞、多分3回目🎬 小津初カラー作品📺 小津安次郎 脚本、監督作品 大手企業の常務である平山渉(佐…
そうか、これが小津安二郎監督の初カラー映画作品なのか。 《クラシック映画観ようぜ》Part.Ⅱ、Vol.8。 これを…
飾り職人の為吉が酒を飲んでいると、同居人である大道占師の田与が、7、8歳の男の子・幸平を連れて来た。その子は親にはぐれて田与についてきたのだという。田与は向かいに住む荒物屋のおたねに強引に…
・誰もいない座布団に話しかける男。戦争の影、人の不在、強烈な寂しさを、長屋でのやりとりが覆い隠している。長屋は戦争で荒…
2024年260本目 出会いと別れは突然に シンガポールから帰国した小津安二郎監督の戦後復帰作 焼け野原で迷った孤児を…
中学教師の堀川周平は妻に先立たれ、息子、良平と二人暮らし。修学旅行で生徒が事故死し、周平は責任をとって辞職する。息子を進学させるため単身上京して働く周平。良平が教師となり、彼の花嫁候補も見…
【笠智衆ありき】 小津作品における笠智衆の存在感は半端ないが、ほとんどがメインストーリーがあって、笠智衆はそこに絶妙…
1241 2024/161 そろばん+丼×ハンカチ+針仕事+鮎釣り+カレーライス+差し入れ+お小遣い+鼻歌+温泉+お…
大学を卒業したものの、就職先が見つからないままの徹夫。故郷の母親には就職したとうそをつき、それを信じた母親は婚約者の町子を連れて上京してくる。2人に真実を告げられずにいた徹夫だったが、彼の…
小津安二郎のサイレント期の作品。 これまで観てきたように本来は70分の作品だが、現存するのは11分。 そのため、ほとん…
10月23日は木村有希さん(愛称:ゆきぽよ)のお誕生日です! おめでとうございまーす! お祝いの意味も込めまして …
信州の田舎でたった一人の息子を進学させるために田畑を売り、身をけずって働いていた母が、年老いてから東京の息子に会いにやって来る。だが、大学を出て出世していると思っていた息子は夜学の教師にす…
小津安二郎の劇映画としては最初のトーキー映画作品。小津安二郎は監督のほか「ゼームス槇」名義で原案者としてクレジットが…
No.4332 小津現存映画 19/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見られるのは37本) トー…
いつも女房の尻に敷かれている大学教授の小宮が、突然大阪から上京してきた姪の節子に刺激され、発奮。口げんかをしても引き下がらず、初めて女房に平手打ちをくらわす。それ以来、夫婦の仲はかえって良…
奥さんの尻に敷かれる叔父さんと勝気な姪っ子の交流を描いた作品 小津安二郎らしい作品で大好き 姪っ子せっちゃんを演じた…
とりたてて幸せではないけど、かといって不幸でもない平凡な夫婦の家に、若い姪っ子が転がり込んでくる。彼女は、当世流行のモ…
タイピストとして働きながら、与太者・襄二の情婦として暮らす時子。襄二に憧れる学生・宏も2人の仲間に加わるが、宏の姉・和子の誠実な人柄に触れた2人はアウトローな世界から足を洗うことを決意する…
1933年のサイレント作品。 ボクシング、ジャズ、ダンスホール、タップダンス…1933年にしてはアメリカナイズされた…
小津の魔法使い④ まず作られたのが1933年だし(5.15事件の翌年だよ)、映画も前篇モノクロ、サイレントなんでもう…
ある静かな田舎の駅に、旅芝居の市川喜八一座を乗せた列車が到着した。四年ぶりのこの町は喜八にとってちょっと意味ありの町だった・・・。
小津安二郎サイレント映画。監督がセルフリメイクした「浮草」よりも25年前に作られたオリジナルの方。配信で視聴したもの…
小津安二郎監督『浮草物語』を活弁士と楽団付きで鑑賞。 活弁士/片岡一郎 楽団/カラード・モノトーン 旅芸人一座の座長…
病床の娘・みち子の治療費を工面するために強盗を働いた周二。金を盗んだ後、警官隊の追跡から逃れてタクシーで自宅へと向かった彼は、妻・まゆみに奪った金を渡し、娘の病気が治った暁には自首をすると…
<概説> 娘の治療費を工面するために銀行強盗を犯してしまったある一家。やっとこさ娘に快復の見込みが出た矢先、偶然父親…
小津安二郎、初期のサイレント。痺れました。 無音だと目からの情報のみなので集中します。 1930年って昭和5年。戦前…
姉は、弟が学校を立派に卒業することだけを願い、学費を稼ぐために一日中働いている。 昼は会社でタイピスト、夜は大学教授の翻訳のお手伝い。慈愛に満ちた姉を慕う弟。 でも、姉は一つ嘘をついて…
小津安二郎サイレント映画。配信で視聴したものは台詞とト書きのカットタイトルが音読される音声(風吹ジュン&佐野史郎)と…
小津安二郎監督が、弟のために昼も夜も働く姉と、姉への悪い噂で苦悩する学生の姿を描いた心理劇。 エルンスト・シュワルツ(…
喜八は、一人息子の富夫と裏長屋で二人暮らし。長屋の隣には、同じビール工場に勤める若者次郎が住んでいた。気の合う二人は今夜も富夫を連れて場末の小屋に浪花節を聞きに行ったのだが、夢中になってい…
小津安二郎サイレント映画。台詞とト書きのカットタイトルあり。配信で視聴したものはこれらに加えて更に一部だけだが文字表…
WOWOW on demand鑑賞 【小津安二郎監督特集】 ”海の水は何故塩っぱい? シャケがいるから辛いんだ …
今までガキ大将だった長男の良一と弟の啓二は、転校した学校の悪童亀吉やその仲間たちと喧嘩したり威張りあったりするうちに、いつしか家来が出来て、また大将の座を勝ち取るのだが、ある時、誰の父親が…
小津安二郎サイレント映画、傑作中の傑作と言われているのも納得。カットタイトルによる字幕文字で表されるのは一部の台詞だ…
1932年の小津監督のサイレント時代の代表作。4Kデジタル修復版のクリアな映像はありがたい。 東京郊外に引っ越してき…