2024年 282本目
・責任感が強く、息子を想うからこその厳しい一面もあり、優しさと愛にあふれる周平。当時30代の笠智衆、すでに貫禄十分。どしっとした威厳のある自分の憧れの父親像を体現してくれる…
笠智衆が死なないためにどうしたらいいかがここでかなり重要な懸案となるべきだったんじゃないかなあ、。それって(たとえばこの映画はあまりにホモソーシャル的だ、みたいな)こんにち的な切断面でしかないのかあ…
>>続きを読む所謂戦時下で作られたプロパガンダ映画のひとつなのだが、小津監督独特の台詞回しと情感のこもった人物や風景描写はやはり素晴らしいものがあると思った。
妻に先立たれた中学教師の堀川は、金沢で息子の良平と二…
ようやく小津に手を出した2023年のクリスマスの早朝🎄Twitterでアキカウリスマキが小津を語る動画を見たのだけれど、まず日本家屋という装置がチートだなこれはと思った(アキカウリスマキが小津に勝て…
>>続きを読む小津安二郎6本目。
冒頭、教師時代の笠智衆の演技が臭すぎて真面目に観る気が失せた。
教師を辞めてからはあまり違和感が無く人間的な魅力も少し感じたけど、終盤自宅で倒れる場面の演技がやはり臭すぎて呆れて…
僕は子供の時からいつも親父と暮らすのを楽しみにしていたんだ。それがとうとう一緒になれて、親父に死なれてしまって。でも良かったよ。たった1週間でも一緒に暮らせて。その1週間がいままでで一番楽しい時だっ…
>>続きを読む戦時中の小津安二郎の作品。
笠智衆の父親役は味がありとても良かった。教師として、生徒を溺死させてしまい、子供を預かる事が怖くなったと教師をやめる。家庭は妻を亡くし息子と2人暮らし。
息子は素直で良…
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