周囲に同化するカメレオンマンは我ら有象無象の人間を指し、かつてカメレオンマンだった誰でもない男は’’カメレオンマン’’に昇華した事で人並みの人生を得る。それがあたかも実話であるかのように描ききる事で…
>>続きを読むモキュメンタリーというジャンルがまだ今ほど一般的ではない頃の先駆けのような作品なのでしょうか。
前編記録映像なのに物語としてしっかり成立していて、モキュメンタリーとして非常に良い出来だと思います。
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周囲の環境に順応し、溶け込んでしまう能力の持ち主ゼリグ。ウディ・アレンの最高傑作。ウディ嫌いだが、本作には脱帽。ゴードン・ウィリスのモノクロの陰影の深さ。実験的で驚きに満ちた不思議な作品。
新宿武蔵…
限りなくコントに近いフェイクドキュメンタリー。
試みは面白いが展開はさほどなく、序盤のゼイグの持つ能力の説明とラストに現れた場所が面白かっただけ。
ミッドナイトインパリみたいにもっと歴史上の人物…
【1984年キネマ旬報外国映画ベストテン 第5位】
ウディ・アレン監督・主演作品。ヴェネツィア映画祭に出品され、アカデミー賞では撮影賞と衣装デザイン賞にノミネートされた。
カメレオンのように周囲と…
アレンらしい才気溢れる作品。見た目の顔つきから頭の中まで接する相手に同化・調和してしまう特殊な能力を身につけたユダヤ人ゼリグ(アレン)、小さい時にイジメにあい馬鹿にされるのを恐れ周囲の人が違和感持た…
>>続きを読む多少手に入れづらいが割と評価は高いモキュメンタリー作品。アレン自身は「ギター弾きの恋」でも似たような形式を取っているし、映像での遊び方は「フォレストガンプ」に通じるものもある。
ふざけてるだけじゃな…