多様な生き方がまだ難しかった当時この映画があったことでどれくらいの女性が心を慰められたんだろう 母、女友達、義姉、それぞれの立場から見た生き方と、紀子が選んだ生き方どれも否定していない気がした
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笠智衆さんはお父さんではなくお兄さんでその奥さんが三宅邦子さん!今回は沢山出演があるので嬉しいなあ〜専務の役に佐野周二で、お母さんの役に東山千栄子さん、お父さんの役に菅井一郎さん、おじいちゃんの役に…
>>続きを読むどんな条件の良い所へでもお嫁に行けたはずの紀子が、子持ちのバツイチを選んで結婚するという、今でこそ普通のことであるが昭和50年代には稀な事だったんだろう。
結局人の幸せは地位名声やお金ではなく当人同…
紀子三部作第2作。
これも占領政策の影響受けすぎか。
自分自身で身の振り方を決めるというこれまでの家族観を打破する革新的な話のようだけど、そこに無理矢理持っていってる印象を受けた。
何よりも会話が全…
1951年公開作品…ということは戦後数年しか経っていないのに、ずいぶん人々の生活が落ち着いて復興している感じがした。ただ、出征した家族がまだきっと生きていて復員して帰って来るのを待っている…という会…
>>続きを読む典子は上司が好きだったんだろうけど、その典子の恋心には一切触れずに話が進む。
女性たちは本当に楽しそうに会話をするけど、戦争の匂いがまだ少し漂う時代。
息子を諦めるなんて、どんな心持ちになるんだろう…
紀子 三部作②
両親と兄家族(子供2人)と同居する紀子28歳。行き遅れを冷やかされ、勤め先の専務から良い縁談をいただくも、結局は昔から知っている兄の友人(一昨年に妻を亡くし幼子が一人)の元へ嫁ぐこ…