麦秋の作品情報・感想・評価・動画配信

『麦秋』に投稿された感想・評価

4.1
5,456件のレビュー
3.8

1951年 監督・脚本:小津安二郎 脚本:野田高梧 #2022-342
●原節子(紀子)
●笠智衆(その兄)
●三宅邦子(義姉)

 「晩春」に負けず劣らずいい作品だ。
 脚本は「晩春」以来の…

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このレビューはネタバレを含みます
「ひとりで大きくなったつもりになっちゃって」
重い台詞です。
人間
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先日観た『晩春』同様、奇妙な視線の不一致がある。イマジナリーラインをこれでもかという具合超えてしまうのだが、物語レベルでの演出ではないような気がする。古典ハリウッドにおいてイマジナリーラインを超える…

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ナミ
5.0
仕草、表情、、令和の女にはまねできない秩序と上品さを感じる。時代の息づかい
4.2
小津さん3作目。
悲しい話じゃないのになんか哀愁って感じ
あと日本美しい
韓国ドラマは小津作品から沢山のエッセンスを得てると感じた。
特に食のシーン
淡島千景さんとてもお綺麗でした。
マサ
-

ここまでユーモアで楽しい会話劇を描ける小津安二郎の凄さ。現代の価値観とは違うと言われつつも、小津映画の女性はみんな力強い。全然男性に萎縮しない、特に原節子。
終盤の縁談相手を見に行こうとするシーンは…

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aco
4.0

二十八歳を迎えた娘の結婚をめぐる家族らの心情を、女性の自立や家族の絆と絡めながら描く。「紀子三部作」の二作目。

未婚である節子とアヤの二人が、既婚である女友達の二人と煽り合う場面が楽しい。「結婚し…

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4.0
原節子さんのはつらつとした上品な笑顔が良かったです。
時代の転換として自立する女性を描く一方、家族間では結婚観が異なる中、最終的には本人の意思を尊重し幸せを願う家族の暖かさにほっこりした。

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