トッド・フィールドの前作(17年前だけど)を初めて観た。2006年の映画を改めて観ることがあまりないのでなかなか新鮮だった。「TAR ター」と同じくいろんな解釈ができるラスト、自分はやっぱりポジティ…
>>続きを読む自分も含めてみんな子供。そんな映画。
TARでもそうだったが、しっかり自分への客観的視点を忘れないようにしているトッドフィールドのスタンスは共感する。
こちらの映画はもっと分かりやすく、親近感も強い…
薦められて観て良かった。想像と違ってアメリカンビューティーのような群像劇。しかも特典の副音声を再生してしまったのかと勘違いしたくらい分かりやすいナレーション入り。誰の視点で観てもシニカルなんだけれど…
>>続きを読む『TAR』から流れて。
W不倫と小児性愛、ひとつの話で描こうと思うことがもうすごすぎる。
個人的には小児性愛について、そういう性癖であるならもうそれはそれで仕方ないとして、だからと言って子どもに…
TARのトッド・フィールド監督作品と言う事で鑑賞。刑務所帰りの小児性愛者と、W不倫カップルを軸にしたアメリカ郊外で暮らす人たちの群像劇。犯罪者のロニーはケダモノ扱いされて住民から酷い扱いを受けている…
>>続きを読むサラとブラッドの不倫関係を描く側面と、性犯罪者ロニーと元警官ラリーの心の葛藤を描く側面の両面を楽しめる作品。
サラは本気で好きになり、ブラッドは少々お遊び感があったとも解釈できる結末だが、サラの旦…
秀逸なタイトルだなあ。とにかくウィンスレットがセクシーすぎる。不気味に響き渡る電車の警笛が、登場人物たちの不安定な精神状態を端的に表現する。どこかから何かを運び、そして運び去って行くそれは彼らの心の…
>>続きを読む『TAR/ター』に劣らずものすごい映画だった。『マグノリア』や『アメリカン・ビューティー』を連想するほど滑稽でシニカルな群像劇。観ながら心底「人間社会が嫌」だし「自分が人間に生まれたこと自体も嫌」と…
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