わらの犬のネタバレレビュー・内容・結末

「わらの犬」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ダスティン・ホフマン……
ランボー並みに強かった💦

しかし、
事実確認もせずに、結果的に殺人を犯したヘンリーを必要以上にかばい、
あれだけの人を殺っちゃうのは如何なものか?

ちょっと奥さん!
あなたの態度!
男には
『どうぞお食べ下さい』
にしか見えませんよ。
今後、
お気をつけて下さい💦
暴力の蔓延するアメリカを嫌悪し穏やかなイギリスの田舎に逃げてきたにもかかわらず自らの暴力性を爆発させることになってしまう皮肉。結局人間は暴力という呪縛から逃れられないってことか。何の変哲もない男が暴力の世界に己を染めていく(いかざるをえない)過程としてこれほどリアルな映画も無いだろう。マフィアものや犯罪ものなどよりも恐怖と説得力を感じる。奥さんは自業自得かな。冒頭で購入した動物獲りの罠こそ主人公の秘めたるものの象徴。暖炉の上で密かに事の成り行きを見つめ続けクライマックスで妻をレイプした張本人に牙を剥く。主人公の覚醒。ラスト、不条理な怒りに「帰り道」のわからなくなった主人公が本当に哀れだ。
このダスティンホフマン誰かに似てて終始モヤモヤしてたのと嫁さんブラ着けろやと悶々してた。後半しっかりブラ着けてて笑った。教会でまでノーブラじゃなくて安心した。

こんなとこ越して来なきゃお互い多少の不満はありつつもよくいる年の差夫婦のままでいられたんだろうか。
だけど嫁の12歳児な感じは手に余るし、旦那の察しが悪い上に溜め込む性格もあって可哀想な夫婦だった。そしてヘッドロックが凄過ぎたヘンリーも可哀想だった。
後半の展開だけのために用意されたようにも思える少佐とジャニスも悲しい。
嫁の地元の民度低すぎる。

家を出たり物に当たったりと旦那の怒りが徐々に現れてくるのが面白い。
キレる程でもない絶妙なイライラが募る前半、エミリーとジャニスの誘惑がきっかけとなってズルズル沼に引きずられていく中盤から後半、自分のパーソナルスペース(家)で血が流れたことによりようやく主人公がブチ切れる破茶滅茶なクライマックス。
怒涛ってこの映画のためにある言葉なのかと思うほどの荒れ狂いっぷり。
割と息ぴったりで家を守る夫婦と火かき棒やらで男をボコボコに攻める主人公の姿でコメディっぽさがあった。
以前太田光がテレビで他の芸人がAV女優の話をする中、この作品のスーザンジョージの演技を言及していた。本作品は被害者が加害者に復讐するというシンプルな構造の作品に見えて、実は多くの事を描いている。まずあれだけ暴力を毛嫌いしていた主人公が結局は暴力で解決してしまうという点である。そして田舎における閉鎖性と排他性。以前Twitterで「田舎は群れが出来ている。実は都会の方が独りに優しい。」という呟きを見た事があるが、あながち本作品もフィクションではないのかもしれない。
最後の「帰り道が分からない」「僕もだ」にはやられた。
人間の嫌なところを凝縮した濃厚な一本だった。
話が動き始めるのは40分くらいからで、じりじり田舎の嫌なところを見せつけられるのだけど、ラスト20分辺りからの大人のホームアローンが素晴らしい。
結局のところ、行き過ぎた暴力には暴力でしか対抗出来ないのかもしれない。
特に女性は純粋に力で及ばないし…。
(だがそう思ってしまった時点で監督の思う壺か?)。

登場人物に一人も共感できる奴が居ないのも◎。
時計じかけのオレンジはまだエンターテイメントとして楽しめる暴力(この言い方もどうかと思うが、私の語彙力ではそうとしか表現出来ない)だが、これはひたすら嫌悪感しか出てこない暴力のオンパレードだった。
相変わらずキチガイばっかり。しつこい回想挿入でイライラMAX。更にパーソナルスペースに文字通り土足で入ってくる無礼者達。ほとほと人間には呆れるぜ(ペキはんこんな感じでどうですか)。
後半の暴力描写よりも前半の陰湿な描写が素晴らしくて自分みたいな寝取られモノ嫌いはこころを掻き乱されまくる。ダスティンホフマンの抑止の糸が切れた時なんて「いいぞもっとやれ」と思わずにはいられないしペキンパーの狙い通りに誘導される。
めちゃくちゃストレス溜まるから評価は低いけど決して貶しているわけではなくて寧ろ認めてます。
園子温の冷たい熱帯魚はこの映画インスパイアしてそう、主人公の変わりぶりとビジュアル(返り血割れメガネ)
田舎のコミュニティに属した若夫婦が直面する災難を描いた本作、
田舎独特の陰湿な空気感であったり、ある意味治外法権的な空気感が終始先が読めない不安感があった。
終盤のパージ的な篭城戦の盛り上がりが見所で、序盤1時間半の平坦なシーンから一気に暴力的な展開になる。どんどん返り血を浴びて、自分の信念の為に冷静になっていくダスティンホフマン、結局倫理的思考で行動していた彼も暴力に帰結してしまった喪失感がすごい。最後のセリフ、帰り道がわからない、俺もだ。からの不敵な笑みで闇にフェードしていく演出は本当に後味が悪かった。
前半後半全部暴力だよねぇ。いろんな形の暴力を表現してる感じ。(いじめ?)
ラストは耐えてきたストレスを、ディビットが爆発させた様にみえる。面白い。
重苦しい映画の割にはスラッと観れたので、時計仕掛けのオレンジとかよりは軽め。
レイプから情緒不安定なエミリーが、親睦会の子供のおもちゃで思い出しちゃうシーンが好き。でも、普段ノーブラで出歩くような子なのでそりゃ男も欲情するわ。笑
この映画にまともに精神が発達してる人は出てこない。
誰が上か下かのみ欲望だらけ、とにかく民度が低い村のお話。

しかしデイビットもデイビッドで理性的で平和主義を主張しているけど常にエイミーを見下しているし、子供だと責めながらも自分がいなきゃ何もできないと思うことに快感を覚えているように見える。

エイミーも一瞬つぶやいていたけれど、きっと色々なことから向き合わずに"逃げて来た"のであろう彼の劣等感はあまりにも大きすぎる。
だからあんな状況でも、正義とは名ばかりの自分の信念は絶対に間違っていないと貫き通すことで守りたかったのは、ヘンリーでもエイミーでもなくそうやって保ってきた自分の心の均衡。
自分の情けなさや間違いを認める=死という方程式ぐらいギリギリの人間。

爆発したというよりも自分の中のルールを都合良く変えた感じで、本人は最後まで正当で理性的だと思い込んでいることこそが狂気。
最後のセリフと表情がぞっとした。

しかし知能レベルの違いすぎる人達と合わないのなんて当然だから無理に付き合う必要ないのに…でも家買っちゃったから仕方なかったのか…
簡単に言ってしまえばもう事故としか言いようがない。
最初は奥さんの子どもっぽさとか挑発的な言動にイラッとしたけど、どんどん可哀想になっていく…
周りの男たちが隙あらばちょっかい出そうとしているのに、旦那が全然奥さんを守ろうとしていないところがつらい
暴力は駄目だとガンジーみたいなこと言ってた旦那が誰よりも暴力的になるの、皮肉が効いてる

ヘンリーはちょっと気の毒だけど、実際トムの娘は死んでるっぽいし、どこにも救いのない映画だった
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