近松物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『近松物語』に投稿された感想・評価

neroli
4.2

溝口健二監督。
男女の悲哀の物語。

近松門左衛門作の人形浄瑠璃の演目「大経師昔暦」を下敷きにして、川口松太郎が書いた戯曲「おさん茂兵衛」を映画化🎬
 
面白かったです〜♡
 
京烏丸四条の大経師…

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2025/6/7
4Kデジタル修正版で鑑賞。スコセッシの財団協力で修正。きれいな映像だと理解力が上がるなぁ。音楽は、早坂文雄だった。
2020/9/20
再見ですが、やっぱり不義密通した男女が背中合…

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NoriD
4.0

「大経師昔暦」が原作。川口松太郎が戯曲化したものを映画化。
僕が初めて見たのは京都の文博で、大学二年か三年のとき。度肝抜かれました。
それまで、つまらない純愛ものに辟易していた時分だったので、江戸、…

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kenken
4.5

不義密通が重罪とされた時代(今もある意味そうか)に、男女がすべてを捨てて愛に生きそして死ぬまでの物語。上品な語り口だけど容赦無い。当時の時代背景や人のいやらしさ身勝手さ誤解によって二人が追い詰められ…

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近松門左衛門の作品の中ではナンバー1じゃないけど、物語の感情に力がある。役者もカメラも一流!

雨月物語もそうだが、溝口作品はうまく説明できない謎の魅力を持っている。基本的にミドルレンジ長回しの繰り返しであり、フェイスアップなどはほとんどないのだが何故か異様に見やすい。なんなら普通はカットで割…

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すばらしいカメラワーク。どの場面を見てもうならされる。もうストーリーなぞどうでもよくなるくらい至福の100分だった。

京都の大経師、以春(進藤英太郎)は、大儲けしており、後妻のおさん(香川京子)をもらいながらも、女中のお玉(南田洋子)にも手を出しているケチで傲慢な男です。
お玉は、店で腕利きの茂平衛(長谷川一夫)に…

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LIBRO
3.5
表現が良くないが、端的に言えば、芸術度の高い昼ドラ

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