午前十時の映画祭にて。
あんなにお人好しで正直なふたりが、惹かれ合い依存し合うのも納得。なかなか人に強く言えないおさんが頑なに離れようとしない姿に切なくなりました。
「終」の文字が出た瞬間、後ろ…
江戸時代の京都の烏丸四条で大きな権力を持つ大経師である以春の妻の「おさん」。以春の元で働く職人の茂兵衛に問題を相談した事が発端となり、不貞行為と誤解されて追われることになりつつも、そこで茂兵衛との本…
>>続きを読む凄すぎた。典型的な悲劇の構造と思いきや、様々な階級の人間関係、あっけにとられるラスト、湖面や河の水の描写、本当に凄かった。溝口健二の晩年は傑作揃いと言われるが、そのうちの1つを観終えたことが名残惜し…
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