唐沢寿明のドラマ版の印象があって観始めた。
第一外科の教授が退任となり次期教授選考が行われる、利権まみれの出世争いはサラリーマンの世界にもありそう。
クールで濃いい田宮二郎、眼光鋭くて気合い凄かった…
医学部の権威争いの裏側。
手術の腕は良いが、自信家である財前助教授。
その腕に嫉妬し、財前の勝手な振る舞いを疎む東教授。
東は退官控えており、教授選に財前の対抗馬を擁立。
裏工作合戦で財前が1票差で…
唐沢版も非常に面白いが、
やはり原作の持つ雰囲気を味わうには
田宮二郎版が素晴らしい。
財前が教授となり
裁判にも勝利して終わる本作は、
政治の場と化して患者を置き去りにした
医学部の腐敗した姿を…
最後の「財前教授の総回診です」という台詞は知っていたが、見る機会を逃していたので改めて視聴。
医学界や所謂社内政治に対する知識が乏しいからそう感じるのか、財前がそんな嫌な奴とは思えなかった(腕は確か…
病気になって手術するところまでやるのかと勘違いしていたから、いきなり終わってビックリした。
醜い権力争いというか、滑稽な権力争いだった。新薬開発とかまであんなふうに決められたらたまったもんじゃない…
田宮二郎主演 架空の物語。
第一外科助教授 財前(旧姓 黒川)吾郎の遍歴
・東教授勇退に合わせ、お金持ちの大名 教授の座を狙う
・故郷 岡山県の母の支えもあり、浪速大学医学部を卒業し、財前産婦人科…
昔の日本映画のモノクロとても好き。
どの分野でも必ず忖度や権力は裏であると思うので、今となってはそんなに驚く内容ではないけど、やっぱり真面目な人が最後その場を去る事になるのが、やっぱりなという感じ。…
浪速大学医学部では東教授の後任をめぐりさまざまな思惑が交錯していた。東の教え子・財前、退官後の地位確保を狙う東が推す菊川、野坂教授が推薦する葛西。候補者として3人が立つなか、財前は同期生である里見助…
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