夫婦間のみならず町内での軋轢やリストラの危機を抱えて下を向いていた二人が、上を向いて“無邪気さを共有する”ラストは見事。何も解決してないけど雨上がりの青空というか矛盾さも含めジメッとした開放感に主題…
>>続きを読む佐野周二の容赦ないモラハラにイライラが止まらない!原節子の代わりに殴りたくなること請け合いである。倦怠期の夫婦のギスギス具合は成瀬のフィルモグラフィーでも最強レベルじゃないだろうか。その分、なんやか…
>>続きを読む夫がものすごく偉そう。
会話の9〜10割がダメ出しなので、早く離れた方がいいタイプ。
もし本作のタイトルが『めし』だったら、それはそれでひどいことになるなと思った。
最後の紙風船のシーンは、そこまで…
この時代の、夫婦関係は、やはり、男尊女卑。女性は、働かず、専業主婦を、やってる。この作品では、どの夫婦も、仲を、取り戻すが、やはり、男尊女卑。この夫婦関係で、満足する夫婦は、現在じゃあ、存在しないだ…
>>続きを読む倦怠期を迎えている結婚4年目の夫婦が描かれている作品。全体的に気だるい雰囲気が流れている。
夫婦はあくびやため息が移るほど近い関係である。
「男の生活に従う努力は…犠牲を払っています」
結婚に対す…
人間対人間。
最後手前ちょっとうとついて寝てしまったけれど。紙風船バンババン。
蕎麦屋の切符でいったいいくつの蕎麦が買えるのだろう。
左手前に笑い上戸なひとがいた。かなりささいなことでも笑っ…
驟雨とは急に降りだしてすぐに止む雨のこと。いわゆるにわか雨のことだが、これはうまくつけたタイトルだと思った。
オリジナルは岸田國士の戯曲『にわか雨』で、言葉のひとつひとつのチョイスが巧みな会話劇だ。…