不気味でグロテスクで、見たくないけど、見てしまう。ダークな魅力のある世界に引き込まれてしまう。
はじめの真っ赤な画面に鳥肌が立つ。赤が目に突き刺さる。
ティルダ•ウィンストンとエズラ•ミラーはま…
赤や白のカラーは安直なメタファーにもみえるが、徹底して母親目線で描かれるということに気合を感じる。
全く息子がわからないのも良い。
被害者遺族であると同時に加害者遺族であるという哲学にも及んでいた…
ひたすらに映像美。
この映画一番のメッセージは、「愛と憎しみは紙一重」だと思う。
結局二人は親子で似た者同士だった。
ケヴィンを理解できるのは母だけだったし、母を一番理解していたのもケヴィンだった…