映画の印象は演出によって如何様にも変えることができると言わんばかりに、演出で魅せるという映画の醍醐味を楽しんで味わえる傑作。
始まった瞬間から最後までひと時も画面から離さずグイグイと引き込んでしまう…
財布置き忘れる顛末がアホすぎて泣ける。スピーディーな編集で財布がひょいひょいと離れていく様はおもしろかなし。そのあと宝くじを引き換えに行く場面で、同じ空間にピアノを弾いている傷痍軍人がいるのも良い。…
>>続きを読むルネ・クレールも真っ青。
巴里の屋根の下、狭く小さいコミュニティで、様々な人間と行為がクロスする。
中心にあるのは宝くじの当たり券、なかなかのサスペンスを演じていた。
そんな幸せへの切符を手にした…