原作と違うが、ひとりの男性を愚鈍にも見えるほど愛し続ける女性ミツの一生。
こんな愛する能力があるなら、誠実な人に会えてさえいたら、間違いなく幸せになれたのに。。
原作者遠藤周作先生がちょっと出演。
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遠藤周作の小説「わたしが・棄てた・女」(1963)の映画化※しかし内容はかなり違う。監督は「キューポラのある街」(1962)の浦山桐郎。音楽:黛敏郎。
学生運動に挫折し現在は自動車の部品会社に勤め…
ずっとお薦めにでてきてて、気になったので見たけど、この時代の男はこんなに偉そうだったのか、この男が偉そうなのか?こんな偉そうな物言いで、女を物扱いする男を好きになるのが不思議だった。遠藤周作の本が原…
>>続きを読む60年も前の映画なのに一気に見ちゃった。
吉岡、ミツ、マリ子の三者三様の立ち位置がすごく良い。
田舎から出てきて学生運動に燃え尽き、社会の歯車として一流企業に勤める吉岡、
当時の花形である「親族の…
すごい名作観てしまった。
まさか、痴情の話しかと思ったら痛烈な社会批判の文学的な映画だったとは、、、
棄てた女=古き良き日本、当時の日本の理想やら安保闘争のこと。時代により都合よく利用される存在
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