渋谷シネマヴェーラにて。大映女優祭の1本。1969年製作の若尾文子版だと思っていたら1953年製作の小暮実千代版だった。川端康成の原作は既読。小説は人間関係が生々しいが、映画は少しソフトに仕上げてい…
>>続きを読む増村版も大好きだけど、吉村信者なのでやっぱりこっちがスキ。宮川一夫の撮影に伊福部昭の音楽、完璧なのです。そして「千羽鶴」においてほぼ主役なのではないかと思わせる栗本役の杉村春子センセイの素晴らしさ。…
>>続きを読むあややインパクトの増村版より好きかも。川端情念には吉村版の端正さがちょうどよい。杉村春子センセーの気味悪い歩きかたが際立ってるし、森雅之が木村三津子の視線を辿る瑞々しさや海辺の森雅之と乙羽信子ふたり…
>>続きを読む森雅之が父の愛人と会ったことから、彼をめぐる女たちの間で起こる出来事。
とても面白かったけど、調べたら原作はもっとすごい話らしく、こちらの方がさじ加減がいいような気がする。
婆やと話すときのモリマ…