リリアン・ギッシュさん8本目
不寛容✕4
いつの世にも不寛容はありますよ。
ということで、紀元前539年から1914年までの4つの時代それぞれの不寛容が並行して進行します。
たぶんワイ的映画史上…
4つの物語が同時進行で進んでいき今も昔も人間の不寛容は変わらないんだということを突きつけてくる内容で奥深い
一番衝撃的なのはやっぱりこのセットの壮大さとエキストラの数
スケールがでかいなんてもの…
運動家=偽善者なのは百年前の世界から変わっていない。自分たちの理想だけを信じ切り、周りの状況は放置し、自己満足で事を進める。
この映画が言いたいのはいつの時代も不寛容に人は左右されてきたため、人は…
序盤は軋んだ列車のように移り変わっていく4つの場面が徐々にシームレスになっていきクロスカッティングを用いた表現にまで発展していく、この映画の中だけでも進化(加速)が見られるのは面白い
というよりあま…
『國民の創生』で大成功した監督が、よーし次はすごいのを作るぞーと張り切りすぎて空回りしちゃった感じ。セットは本当にすごいし、100年以上前によくこんな壮大なセットを作ったなあと今観ても思うんだけど、…
>>続きを読む技術的なことは分からないから置いといて、4つのストーリーラインが交差する作りが話をややこしくしているように感じた。登場人物がべらぼうに多い上に、特に女性の見た目が似ていて誰がどのストーリーに出てるの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
バビロンより
古代バビロンの都市セットが素晴らしい。
勝利の宴のシーンでは上空から舐めるように撮影している。
当時の撮影技術やサイレント映画であることが気にならないくらい、映画として世界観が構築さ…