一枚のハガキの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『一枚のハガキ』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【2011年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『午後の遺言状』新藤兼人監督の遺作となった作品。キネ旬1位に加え、毎日映画コンクール大賞を含む5冠に輝いた。アカデミー賞外国語映画賞日本代表にも選…

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全体的に演技は強め。豊川悦司と大竹しのぶが囲炉裏を挟む会話シーンは舞台劇の様な画角もあって印象に残る。
ちょっと抜けたようなコミカルさがあるのは監督が戦争とそこからの再起を経験してきたからだろうか。
miha

mihaの感想・評価

5.0

戦時中、理不尽なことを噛み潰すように飲み込みながら生きる女性の姿。時々噴出するかのように表現される怒りと悲しみ。

感情が語られることはなく、淡々と話は進行していくのに、こんなにも感情の動きがダイレ…

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theocats

theocatsの感想・評価

4.6

ネタバレあり







ブラジル行きでハッピーエンドかと思ったら、そこから一ひねりあり。


新藤監督、最後の映画ということで興味深く拝見。

ストーリーは太平洋戦争で夫二人を立て続けに亡くした…

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たか

たかの感想・評価

3.0

 驚きは皆無でしたが、共感できるストーリーでした。
 ある意味、あの地が主人公と言っても過言ではないと思います。いったい人間って何をやっているのだろう?そんな声が聞こえてくるかのようです。
 さて人…

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5loth

5lothの感想・評価

3.0

新藤兼人98歳の監督作。作中にほとばしる戦争への怒りを、震災や原発に重ねて見てしまってものすごく感動した。みなぎるほどの力強さを持った映画だった。

出征から戦死への切換。置き手紙や、くじで決められ…

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観賞記録です。

名匠の元に集いし実力派役者陣による演劇。
大仰な演技は舞台のそれと感じ入る。
豊穣なれ。

新藤兼人の遺作だが、画も平坦で演技の調子も学芸会のよう。
(巨匠が晩年に撮る戦時映画にありがち)
犯罪映画じゃあるまいし、大竹しのぶは叫びっぱなしでうるさ過ぎ。

いかにも強権的な人物と思われた大杉…

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『一枚のハガキ』2011

100歳で亡くなった新藤兼人監督が99歳で撮った遺作。

戦争末期に100名の中年兵士が召集された。松山啓太ら兵士100名たちは上官のくじ引きで赴任先が決まる。くじ引きが…

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えり子

えり子の感想・評価

3.0
新藤監督の遺作。
最後まで反戦を貫いたのは立派です。
それがストレート過ぎて、出演者の演技もオーバーでした。
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