素晴らしい映画だった
カメラワークの良さや無音の場面で醸される叙情、大人の魍魎とした世界と子どもの無垢の世界という二つが絶妙に混ざりあってゆく
子ども視点でしか描かれ得ない違和感みたいなものがよく描…
昔の記憶を頼りにスコア4.2ぐらいで入れようと思っていたが、忘れてる部分も多いのでhuluで再鑑賞。
いやあ、4.2じゃおさまらない。
名作だとは思っていたけれど、こんなに凄かったのかと驚き、時を経…
銀子「のぶちゃんのお母さん石鹸の匂い」
喜一のお母さんが昔編み物をしていた話
その一言は私の頭いっぱいにイメージを与える。
その繊細さからくるなんともいえぬ感情に涙を流してしまった。
カットも演出も…
早川千絵が映画作家を志したきっかけの作品ということで鑑賞。1981年の作品なのでモノクロスタンダードはあえての仕様。
『ルノワール』との類似点が山のようにあった。子どもが大人の世界を知っていく話だ…
高度経済成長期直前の大阪・安治川河口を舞台に、河畔食堂の息子である少年・信雄と、対岸の廓舟に暮らす姉弟・喜一と銀子とのひと夏の交流を通して、未だに癒えない戦争の傷や貧困に喘ぐ庶民の暮らしぶりを詩情豊…
>>続きを読む今更ながらご多分にもれず早川千絵監督の学生時代のお話を聞いて観てみました。
戦後のネオリアリズモを思わせる白黒フィルムの映像だけでなく、少年少女の描き方は繊細で感情が伝わり方は半端ない作品となって…
このレビューはネタバレを含みます
是枝監督の邦画top3ということで視聴。
とにかく映像の配置が好き!!!
戦後という時代を脱しようとするけどまだ全然影響を受けまくってる生活。きっちゃん達は何も知らないけど、節々で戦後の残酷なエキ…
久しぶりに観ました。
良い映画はいつ観ても素晴らしい。画面はモノクロですが、作品の輝きは全く色褪せることなく、むしろ新たな光が加わり、輝きが増した気さえします。
最近、宮本輝の原作も読み返したばか…
これもすごい。
戦後の日本の大阪で暮らす決して裕福では無い家族を中心とした話。
子供目線だからこそ、戦後日本の社会情勢は子供の目には直接的には映らない。でも窓越しに見たぎんちゃん?のお母さんの場…
木村プロダクション