脳内ニューヨークに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『脳内ニューヨーク』に投稿された感想・評価

みほ

みほの感想・評価

3.8

人生の秋に突入し、病に冒された劇作家の終末。
結婚、恋愛、子育て、仕事…様々な出来事を思い起こしては後悔する日々。ホフマンさんが凄いクヨクヨしている(笑)

大きな倉庫を借りてNYの人々の生活感溢れ…

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ya

yaの感想・評価

3.7

悲劇的な誇大妄想を膨らませる脚本家の、自分探しの舞台作品と現実が交差しまくって永遠に終わらない、的な話。

カウフマンらしい負の内省がループにハマるストーリーは、やるより先に考えてしまうタイプの人間…

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トーキング・ヘッズの代表曲『Once in a Lifetime』は、人生の中でわたしが立っている場所をふと思い出させてくれる楽曲だ。
ヴァースでデヴィッド・バーンは歌う、というよりは列挙するように…

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ay

ayの感想・評価

3.0

致命的な病気になった人気劇作家のケイディは、人生の究極の意味をニューヨークの街に重ねた野心的な新作演劇の上演を決意。なのに、頭のなかの脚本がずっと完成しない。長い年月が経って創作と実生活の境がなくな…

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すげえ。べらぼう意味がわかんねえ。
「もう終わりにしよう。」原作で「オクラホマ!」を筆頭とする舞台への言及はないのに何で映画版はその要素が加えられてるんだ?と思ったけどそうか。アンタが犯人か。謎が一…

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たわし

たわしの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

通常の映画の場面転換とそれに伴う時間経過を逆手にとって、主人公の独特な時間感覚を追体験できるのが刺激的だった。見ている映像が劇中における現実か、それとも劇中劇なのか揺さぶられるのも面白い。
AA

AAの感想・評価

3.9

コメディ要素なくなったら一気に、重くしっとりしてくるカウフマンの物語。というよりとてもすごく寂しい、孤独な作品になる。主人公も何度も言ってる。
また引き寄せられる一本。

やっぱり中年の情事が絡んで…

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フィルマークス165件目。

間違いなく難しい。けど、何度も観た。でも、やっぱり難しい。だけど、嫌いじゃない。

具現化するという作業の現実。
作られた世界という非現実。

主人公は取り憑かれてしま…

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冒頭で、「秋は詩にされることが多く、それは緑葉が少しずつ色褪せ、そして朽ちていく様が美しいからである。そしてそれは人間にも同じことが言える」というようなラジオでのセリフがあるが、まさにその言葉を具現…

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あろは

あろはの感想・評価

4.8

続けて2回観ても難解な、重厚で濃厚な哲学作品。

テーマは老いや死だけじゃなく人生そのものであり、その点ではブッツァーティの小説「タタール人の砂漠」に近いものを感じるが、本番を迎えることなく、永遠に…

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