シネマヴェーラ渋谷の特集”愛の力学”にて。
プロテスタント牧師のジャンは妻との離婚を経てポーリーヌとの田舎的な穏やかな生活を手にしたかのように見えたが、製陶所を経営する父の死により、その穏やかな生活…
ふぉむふぉむで、ふぁおふぁおで、くっちりびっちぇな退屈映画。
原作はもちろん「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」(Mヴェーバーの1905年の論文)だよ。そっち読んだ方が手っとり早い。
ジ…
被写体に近接しながら狭い空間をすり抜けていくエリック・ゴーティエの流麗なカメラ捌き、細かくカットされた映像の断片の積み重ね、フレーム外から聞こえてくる音の豊穣さ。アサイヤス美学の極みここに有りといっ…
>>続きを読むフィリップ・ガレルの新作『つかのまの愛人』公開と連動した企画「愛の力学 “彼と彼女と彼” あるいは “彼女と彼と彼女”」の目玉作品のひとつでしょう。40分ほど前にシネマヴェーラに着くと、既に60名弱…
>>続きを読む【オリヴィエ・アサイヤス幻の傑作】
日本ではDVD化もVHS化もされておらず、シネフィルの間では幻とされている傑作「感傷的な運命」がアンスティチュフランセで上映されていたので観てきた。知り合いのシネ…
聖職、戦争、事業を背後にアサイヤスが愛について壮大に歌い上げる。3時間の大河ドラマであるがエリック・ゴーティエの目まぐるしいカメラにより退屈さとは無縁。
各人がそれぞれの思う愛に向かってすれ違い結び…