ロッセリーニが62年に上演した「カラビニエー」の台本を得て、ゴダールが作り上げた戦争につ」いての考察。大量の絵はがきはその地を侵略した象徴か。初めての映画。スクリーンに向って銃を構える。この戦争の責…
>>続きを読むヒロイズム漂う戦争映画たちをシニカルに切り捨てるような作品。とはいえ、途中の「ラ・シオタへの到着」のシーンには難しいことを考えずに本当は映画に単純に驚いたりできればいいのではという自身への(ひいては…
>>続きを読むブラックジョークが効いていて面白かった!
所々に挿入されるテキスト(手紙?)では勇ましいことを言っているのに、やってることはゲスというズレが面白い。
主人公たちは無知ゆえに残酷といったふうに見え…
このレビューはネタバレを含みます
戦争をテーマにしたゴダール長編5作目
イスラエルで起きている戦争も、兵による野蛮な行為がSNSに流れ話題になっているが、そのような目を背けられがちな戦争の細かい部分、兵隊の蛮行が描かれる。
少年…
ジャン=リュック・ゴダール監督『カラビニエ』(1963)
戦争など存在しない。
人が倒れて街が壊れることのみ。
"戦争"の空虚さを寓話的世界にものの見事に描いた作品。これでもかというぐらいグッと…
ジープ,お湯外風呂入れ,カラビニエ,ゲリラ溜まり場,小屋,子羊逃げ追い,ユリシーズ.クレオパトラ,戦闘機,銃撃,戦艦砲撃,戦車,銃スカート捲り,肖像画敬礼,人質10人銃殺,走行ジープ投げ,刺殺,男女…
>>続きを読む ゴダールの映画を観ていると落ち着かない気分になるが割と今回は素直に楽しめた。
雑誌、映画、写真、などの複製芸術についての映画でもあった。
凄く良かったなという感触はあるが自分が何を思ったかの感…