サーカス大好き男による誇張しすぎた中年の危機
猥雑でいかがわしいものを描く喜びに満ちていて、信仰も絡んでくるとボスとかミケランジェロの聖アントニウスなんかが思い浮かぶノリ
間違いなく後のアングラムー…
カラーという武器を手に入れた小津は清楚に彼岸花を撮ったが、フェリーニはイマジネーションを全開放する。
色彩、ファッション、そしてこれらが画面上に絶妙に配される構図を通して画面から溢れ出る奇天烈なエネ…
ジュリエッタ・マシーナの、我慢し貼り付けた笑顔の下から、抑え込んでいた負の感情が滲み出る瞬間の表情が素晴らしい。
夢と現実が俗っぽいイメージと宗教的なイメージが渾然一体となっていく後半はジュリエッ…
フェリーニの初カラー長編。『アマルコルド』のような四季を感じる奥ゆかしいカラフルさはまだない。「8 1/2の変奏」とレビューしている方がいてまさにそんな感じ。退廃と幻想と虚構の絶妙なバランス感。大き…
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