ハメルンの笛吹きに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『ハメルンの笛吹き』に投稿された感想・評価

張りぼて感溢れるチープ方向に作り込んだセットと可愛らしい衣装のなか、要所要所に手抜きなしの批判がビンビン。キャスリン・ハンソンが出てきたときは嬉しくなったしケーキから出てくる鼠も最高。鼠どんだけ使っ…

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迷信と陰惨の絡まる世界観が中世西洋世界をリアルに伝えてる一方、ドノヴァンのギターと歌は全くもって60年代サイケで浮きまくる。色彩感覚の豊かさと対をなすようなエゴイズム描写と物語の悲惨さにはウィリアム…

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moku

mokuの感想・評価

3.7

見所いっぱい。衣裳の可愛いさ☆ 帽子のバリエーションに釘付け!ドナルド・プレザンスとジョン・ハートが領主親子なのもニヤリとしちゃう。そして権力者のエゴ、差別、宗教などへの批判性。
ケーキからネズミの…

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「奇跡の家」に引続き神と裁きの…ともかくドノヴァンが活き活きと動き喋り歌ってたんでもう私はそれで感無量ってました。彼が弾き語ると泣ける映画一切関係ねえ、不思議パワーも彼ならあり得る。


🐀たち ユダヤの錬金術師 ジプシー 
吟遊詩人 などなど

自分の好きなものたちが、ことごとく異端として排斥されており、グッ。

子供たちをゾロゾロわらわら引き連れて、牧歌的に村を去っていく様に、…

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eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0

新文芸坐シネマテーク「ジャック・ドゥミ特集」中世ドイツでドノヴァンがサイケなペイントギターで弾き語りするの意外と変じゃない。イギリスの若いスタッフ達がドゥミと作ってる活力が画面から伝わって来た。次世…

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ときめき♡暗黒の中世史を揃いの斜めストライプコスチュームでアゲる導入。教会の腐敗、貨幣経済の復活、強欲、ユダヤ人、ジプシー、魔女狩り、城郭都市、不貞、純潔(=こども)、ペスト、移動の免疫、科学の萌芽…

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寓話性はほんとすこだけど、ロバと王女同様やはり表現レベルでの賞味期限が…
菩薩

菩薩の感想・評価

3.5

ヘルツォーク『ノスフェラトゥ』に匹敵するスーパー鼠映画🐀怖いよ…普通に怖い…。フロイドの1stばりにサイケで(主にギターの絵柄が)シド・バレットのソロばりに陰鬱で不気味。ご存知ハメルンの笛好き野郎な…

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ジャック・ドゥミ監督作品。
1349年ペストが猛威を振るう北ドイツ。ドノヴァン演じる笛吹きも交えた旅芸人の一座はハメルンに辿り着く。病に伏していた市長の娘は、笛吹きの曲を聞いて奇跡的に治るが・・・と…

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