今宵、フィッツジェラルド劇場での作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』に投稿された感想・評価

老人たちの囁きを集めにひっきりなしにキャメラが動き回る。
死人のみがフィックスに向かう特権を持っている。

ラジオショウの最終回を舞台に再出発と死を描くR.アルトマンの遺作。 

ステージの表も裏も程よい力の抜け具合。なのに天使は出てくるし人は死ぬし、人生ってそういうことか、と。遺作だから尚の事そう思えて…

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odyss

odyssの感想・評価

3.3

【ロバート・アルトマンの遺作映画】

ロバート・アルトマン監督の遺作。 

ミネソタ州のフィッツジェラルド劇場で長らく続いた生ラジオ番組のための公開ミュージックショー。このショーが、劇場を資本家が買…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.7

【2007年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
『ナッシュビル』ロバート・アルトマンの遺作となった作品。インディペンデント・スピリット賞では監督賞にノミネートされた。

ロバート・アルトマンらし…

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ラストで新人女性歌手に華を持たせる展開で泣いた… 夢のような時間だった。

へヴァージニア・マドセンが扉というフレームからゆっくり歩いてくるカットが最高。ステージにふらっと現れて、無言で去る様はまる…

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ロバートアルトマンの遺作。今夜で閉館する劇場の舞台と舞台裏で多くの人が織りなす群像劇。
M

Mの感想・評価

4.0
アルトマンとフィッツジェラルド(あとウィリアム・ジェームズ)、彼らのおかげで俺はアメリカを永遠に愛することができる。
常に平熱で淡々とアメリカ社会や映画そのものを皮肉るアルトマン監督のあまりにも遺作らしい遺作。自分の死でさえ皮肉るラストシーンに敬意と「ありがとうございました」。
愛〜〜😢これこそ愛!!!!!
直前まで喋り倒してからのスマートなショーの幕開けにまず震えた
多幸感マシマシのアルトマンほんとうに大好きなんでこんなに素晴らしい群像劇が撮れるんだろう泣いてしまうね
10年以上前に観て以来2回目の鑑賞。この作品がロバート・アルトマン監督の遺作になったと思うと残念です。
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