これまでの全てのアルトマンの刻印があっさりとしたかたちで決算されていく、なんとも流れるような手つきの完璧な遺作。本作をみるに、やはり彼の精神的なデビュー作は『バード★シット』だと考えてよさそう。司会…
>>続きを読むロバート・アルトマンの最後っ屁はなんとも優しい群集劇。良い顔の役者達が豪華勢揃いした秀作。
『マッシュ』や『ザ・プレイヤー』や『ショート・カッツ』など、毎回クセのある人間達のごった煮世界を作ってき…
劇場公開は見逃し、ほとんど予備知識のない状態で最近DVDで見ました。
が、見ているうちに、昔好きだったラジオ番組の語りににているな~と楽しくなり、特典についているデジタルパンフレットで、実は、劇中…
素晴らしく雰囲気のあるオープニング!
人間味あふれるショーと
その裏側を
群像劇的に描いていて
『匂い』を創るような独特の構築の仕方はかなり玄人向けで
あるようでない物語や
唐突のように見える展…
なんという豊饒さ!あまりにシブいケヴィン・クライン登場による導入部から延々と連なる楽屋での無駄話。あれだけどーでもいい話ばかりなのに、それを眺めているだけで何ともいえず楽しい、という奇跡。
その無…
自身の死生観を悟ったかのような最後のラジオ公開生番組の一日。
プレイリー・ホーム・コンパニオンは実際に実在する番組らしく、今でもラジオで公開の生放送を行っているらしい。
だからこそ映画ならではの脚…
終わりに向かって粛々と進んでいく構成があまりにも真摯。ほぼミュージカル映画といっても良いほど歌で満たされ、最後の合唱の大団円がどストレートに泣かせる。ロバート・アルトマンの最後のショットがあのフェー…
>>続きを読むこの作家の遺作としては理想的で幸福な作品。なぜこのメンツにジェフ・ゴールドブラムがいないのかと思いを馳せつつ、マーヤ・ルドルフやジョン・C・ライリーの姿を確認し、バックで待機していたPTA成分がやた…
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