今宵、フィッツジェラルド劇場での作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『今宵、フィッツジェラルド劇場で』に投稿された感想・評価

これまでの全てのアルトマンの刻印があっさりとしたかたちで決算されていく、なんとも流れるような手つきの完璧な遺作。本作をみるに、やはり彼の精神的なデビュー作は『バード★シット』だと考えてよさそう。司会…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.4

ロバート・アルトマンの最後っ屁はなんとも優しい群集劇。良い顔の役者達が豪華勢揃いした秀作。

『マッシュ』や『ザ・プレイヤー』や『ショート・カッツ』など、毎回クセのある人間達のごった煮世界を作ってき…

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Baad

Baadの感想・評価

4.5

劇場公開は見逃し、ほとんど予備知識のない状態で最近DVDで見ました。

が、見ているうちに、昔好きだったラジオ番組の語りににているな~と楽しくなり、特典についているデジタルパンフレットで、実は、劇中…

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96さん

96さんの感想・評価

3.0

素晴らしく雰囲気のあるオープニング!
人間味あふれるショーと
その裏側を
群像劇的に描いていて

『匂い』を創るような独特の構築の仕方はかなり玄人向けで

あるようでない物語や
唐突のように見える展…

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淡々とした雰囲気がリアル。

最終回とかって変にエモーショナルになりそうなものだけど、この作品はまるで「それではまた来週!」と言ってしまえそうな空気で終わっていくのがカッコいい。
緑雨

緑雨の感想・評価

4.8

なんという豊饒さ!あまりにシブいケヴィン・クライン登場による導入部から延々と連なる楽屋での無駄話。あれだけどーでもいい話ばかりなのに、それを眺めているだけで何ともいえず楽しい、という奇跡。

その無…

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自身の死生観を悟ったかのような最後のラジオ公開生番組の一日。

プレイリー・ホーム・コンパニオンは実際に実在する番組らしく、今でもラジオで公開の生放送を行っているらしい。
だからこそ映画ならではの脚…

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アノ

アノの感想・評価

3.9

終わりに向かって粛々と進んでいく構成があまりにも真摯。ほぼミュージカル映画といっても良いほど歌で満たされ、最後の合唱の大団円がどストレートに泣かせる。ロバート・アルトマンの最後のショットがあのフェー…

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Tatsu

Tatsuの感想・評価

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この作家の遺作としては理想的で幸福な作品。なぜこのメンツにジェフ・ゴールドブラムがいないのかと思いを馳せつつ、マーヤ・ルドルフやジョン・C・ライリーの姿を確認し、バックで待機していたPTA成分がやた…

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芸人の世界の一端が見れる。育った環境の中で生きていく人生が多いものだ。そこからはなかなか脱皮できないし、したいとも思わない。その意味でこんな世界もと思う。

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