ポエトリー アグネスの詩(うた)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ポエトリー アグネスの詩(うた)』に投稿された感想・評価

ゆき
4.0

よく見ること

「子供たちの未来のため」なんて理由付けしたり、「友達のような娘」と関係を濁してみたり。
病名を突き付けられても「大丈夫だった」といい伏せてみたり。
何も向き合わない怖さと、日常音だけ…

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空虚な心で何かを見出そうともがく人

誰かを支える"だけ"の人としての主人公
漠然とした寂寞感
能動性のない単調な日常
自分の内面から溢れ出る強い感情や哲学がない

「詩は目で見て書くものです、人生…

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走る少年など、ラストカットが美しさの羅列すぎる。映像で詩を書くとはああいうのを言うのだろうな。

イ・チャンドンの撮る物語はいつも滑稽さと深刻さの重力が適切で、ジェットコースターよりも遅い速さで繰り…

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TM
3.8

相変わらず救いがないし、いっときも油断できない緊張感が続く

しいて言うなら何も言わずに警察の車に乗せられる孫に少しだけホッとした
卑猥な刑事とのバドミントン

よく見ること
詩を書ける人(書こうと…

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詩作のカルチャースクールに行く老女と女子中学生の自殺と孫息子のお話

「詩は目で見て書くものです、人生で大事なのは見ること」
TAKA
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祖母は美しい詩の世界を探し求めて生きている。
孫は悪い世界に足を踏み入れている。
なぜ孫は心を入れ替えない?
祖母が詩を生み出したい苦しみは彼女の心の苦しみなんだろうね。
3.5
不良。どこまでも不良。
心のないやつ。
救いようがない。

なんでそうなってしまったのか。
こんなにも美しさを探す真面目な人の孫なのに。
MINAMI
4.5

<メモ>
汚れなき純粋な美しいものを追求する詩
孫が人殺しに加担しながら反省もなく生きている醜い現実
認知が衰えていく中、対極にある両者に引き裂かれながら、必死にそれを受け止めていく主人公
ずっしり…

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