灰とダイヤモンドのネタバレレビュー・内容・結末

『灰とダイヤモンド』に投稿されたネタバレ・内容・結末

戦後ポーランドの内部抗争を描く、「抵抗3部作」の3作目。

世界の戦争が終わっても、彼等の戦いは終わらない。
かつて守るべき存在だった者達からは疎まれ、自国のために戦った同志達とは敵対しなければなら…

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凄く好きな映画。特にマチェクとシュチューカが共に戦場で自分と友人の2人だけ生き残った(マチェクはワルシャワ蜂起、シュチューカはスペイン内戦)という共通点があり、同じ性質を持った存在のように描かれてい…

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抵抗3部作見た。どれも抵抗の先に逃げ場は無かった。不遇なポーランドの運命をまざまざと見せつけられた。

中でも最後の今作は、演出演技美術脚本etc.全てに磨きがかかっていて白眉の出来。ポーランド映画…

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めちゃ政治的な内容なのにスッと入り込めた。
紅の豚を観たときみたいな感情になった。戦後に残された人々の話っていうのが効いてるのかも。

メインの二人の、つかの間の平穏みたいな雰囲気が良い。一瞬だけど…

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歴史的な対立に翻弄される中での若者の情熱や悲運を超絶劇的に描いた映画

本当笑っちゃうくらいギザだけどカッコ良すぎる画面が多すぎる…火酒のシーンや、ベットでの真っ黒な画面に浮かぶ二人の顔のシーンはも…

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松明のごとくわれの身より火花の飛び散るとき われ知らずや、わが身を焦がしつつ自由の身となれるを もてるものは失わるべきさだめにあるを 残るはただ灰と、嵐のごとく深淵におちゆく混迷のみなるを 永遠の勝…

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金城一紀『フライダディフライ』での引用を読んだ中学生のときからいつかずっと観てみたかった作品。
苦しくて、悲しいけど美しい作品だった。


2023.5.12追記
ブラック・ジャックを読んでいたら同…

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・お酒に火をつける
・逆さ吊りのキリスト
・シュチューカ殺害ののち、目の前の水たまりに映る花火
・シーツに滲み出る血

これらのカットが好きだった。

昨日、海外版ブルーレイで見ました。本作は小説を基にした映画ですが、小説は読んだことがありません。アンジェイワイダ(Andrzej Wajda)の「世代」「地下水道」とともに「抵抗三部作」と呼ばれてま…

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「永遠の勝利のあかつきに、灰の底に燦然と輝くダイヤモンドが眠るのだろうか?」

ワイダ監督「抵抗三部作」最終作。

大義のために犠牲を払うか、愛しい人との新しい人生を歩むか。

過去の作品に比べて映…

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