これは... 本当にくらってしまった...
小津監督の作品を見る度に、毎回新しい感動に殴られる。
僕が観てきた小津映画の中ではかなり重い内容だったけど、悲しい場面に小さく流れている愉快な音楽や、美…
有馬稲子のジャケ写に胸を撃たれて鑑賞。小津映画とは思えないほどに絶望に包まれた世界。ここまでに救いのすくない作品は、彼にしては珍しいと思った。心構えをしていなかっただけに、だいぶ落ち込んだ。そうね、…
>>続きを読む俳優陣の表情は言うまでもなく、
駅のホーム、背中、ショットの奥行き、
画に映るもの全てが余すことなく
心の移ろいや揺らぎとして、そこに存在していた。
周吉の表情も、ほとんど変わっていないはずなのに、…
最近は色々考えてる。だけどこれほどの映画を観てしまうともう何も考えられない。いままで映画の何を観てきたのか。何が美しかったのか。映画においては人の実存がすべての先に立ってしまうことがある。フレーミン…
>>続きを読む驚きですねぇ映画ランキング第1位
銀行の監査役をしている男は、次女と共に都内で静かに暮らす。そんな中嫁いだ長女が子を連れて帰ってくる。一方、次女は年若い恋人の子を妊娠し、追い詰められるうちに母の秘…