東京暮色のネタバレレビュー・内容・結末

『東京暮色』に投稿されたネタバレ・内容・結末

やはり構成が上手い。アキコの妊娠発覚から堕胎、事故死までの情報を残酷なほど淡々と映しだされたから、感情の整理ができなくてすごい映画体験だった。
明子が堕胎した後の、光に照らされた子供と陰の中の明子の対比のショットが残酷。あっけらかんとした音楽と陰鬱な本編のミスマッチさも独特。胸が締め付けられるような切なさでした。

戦後の小津安二郎監督作品としてはかなり暗めのトーンで、最後までほとんどユーモラスなシーンのない映画だった。
娘を持つ父親の心境を描いている点は他の小津作品にも共通している。
が、この作品でフォーカス…

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原節子の苦労顔
笠智衆やっぱり最後は一人になるけど、娘の遺影と一緒でマトモにやっていけやしないんだろうなぁと胸が痛む

凄かった
静かで重たい小津映画だった
人の死をあんまりドラマチックに演出しすぎないところがよい
ただFilmarksのレビューでおもくそネタバレくらったので観る前に掘りすぎるのやめようと思いました……

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あきちゃんの彼氏がクズ過ぎる
珍々軒で再会したときにてっきり改心してあきちゃんを探してたのかと思ったら話を茶化して徹頭徹尾自分のことしか考えてなくてこんな男に人生狂わされたあきちゃんが不憫でしょうが…

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ジャケット写真の「雀卓に片肘をついて、もの思いに耽りながらタバコを嗜む有馬稲子」がとても印象的だったため鑑賞。
そしたら作中にそんな場面はなく、ただのスチール写真だったようだ。
写真から、雀荘でお茶…

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小島秀夫監督がおすすめに挙げてて小津映画っぽくないラストや暗い描写を賞賛してて見たくなった

笠智衆氏に原節子氏に家族と日常の描写、そして固定ショットで久しぶりに小津映画見たなって感じ

人間関係や…

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色んな看板が映っています。昔の喫茶店やパチンコの様子がわかっておもしろかったです。最後、もう一度夫婦で暮らしてみるという話にしては随分深刻に話していて気になりました。「生まれてこない方がよかった」「…

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「あたし一体誰の子なの?」
余りにも辛く残酷な傑作。

辛いときはどうしてもネガティブな方向に考えてしまうし、悪いように捉えてしまうから孤独になってしまうことが多いと感じる。
とはいえ皆んな人を傷つ…

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