途轍もなく残酷。
冷たく突き放す様に救いがない。
明子の転落劇は心痛するものである。不良とつるむことは彼女が選んだことであるが、妊娠という予期せぬ出来事によって全ての歯車が別々に勝手に動き始める。…
「家-族」の中で他人であるかもしれないことはただの思いこみでしかなくても耐えられず死んでしまうような、そういうこと。しかしセリフがどこのロマンポルノやねんっていうくらいちょいちょい露骨なのはいったい…
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小津が苦手と言いつつ見た作品はなんだかんだ言っても唸る。とはいえこの作品は小津安二郎のフィルモグラフィの中では異色らしく、生理的に耐えられない(そこまで言うか)対話場面の切り返しショットも過去に鑑賞…
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