1957年製作の映画。小津安二郎監督作品。
周吉は妻と別れ、孝子と明子という娘がいる。孝子は結婚し子供もいるが、夫と上手く行っておらず周吉の元に今は住んでいる。一方、明子は遊び人達と付き合っており…
暗めな内容にはなるけど、退屈なんて1ミリも思わなかった。むしろ観入ってしまった。
「やっていきたいと思います、やってけなくてもやってかなきゃならないと思います。」
このシーンに救われた。光が差した気…
・寝煙草
・アナログなパチンコ
・居酒屋奥の秘密部屋
・外ではスーツ、家では浴衣
・売春婦ハンターマスク刑事
・菓子折り欲しい店主
当時の等身大の人間劇場。現実はドラマチックでも無いし、救いがある…
銀行勤めの男とその2人の娘の話。
家族に言えない秘密があったり、些細なことで警察に保護されたり、母親かもしれない人に会ったり。140分の濃密なドラマだった。そして。嗚呼。そこに着地するのかい。ちょ…
「母殺し」に失敗した娘が死ぬ話、と見せかけて実際には有馬稲子は母の呪縛なんかではなく小津の非常に保守的な家族観からはみ出したが故に彼に殺されてしまったのだと思う。というわけで母娘とか引き揚げとか中絶…
>>続きを読むこの時代の役者さん、有馬稲子や笠智衆、原節子に山田五十鈴とみな表情が良い
もうポスターの有馬稲子で全て持ってかれると言っても過言ではない。
話としては、悲劇的結末ではあるのだろうが、それでも日常は…
■小津安二郎監督作の中で一番好き。
ひたすら暗く、ストーリーもまとまりがないけど…その散らかり具合が魅力的というか。
有馬稲子さんが本当にきれい。
このジャケの表情😣
賛否あると思うけど、この時…
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