久々にみたので緋牡丹博徒内での評価の差は主観と一致してないかもしれないが、超よかった。大人数で奇抜で正確なアングルで捉える加藤泰も、ほんとにほんとに藤純子大好き。
鶴田浩二の死を知らされる所の黒々…
親分の棺の前に集まった子分らが復讐について揉めに揉めて、お竜が仲裁に入るまでのローポジフィックス長回し。そしてカメラはそのままに、レンブラントの夜警よろしく周囲は暗く、藤純子だけにスポットライトが当…
>>続きを読む笠の切れ目から覗く藤純子の片眼のエロス(『映画の神話学』)と対をなすのは明らかに、両眼を見開いたままフレームの外へ沈んでいく鶴田浩二のタナトス。メインタイトルといいクレジットといいスーパーといい、出…
>>続きを読む鉱毒事件を題材にしたシリーズ第7作。
曲がったことの大嫌いな脚本家、大和久守正が大筋。
抱腹絶倒の熊虎親分パートが鈴木則文って感じだろうか。
それまでが緊張の連続だったせいか、このコメディリリーフは…
シリーズ7作目。工業化が進む明治末期の公害問題をテーマにした社会派ドラマといった作品。そのテーマ自体には目新しさは無いが、
良い意味で緋牡丹シリーズ王道のストーリーラインに沿っていて、安定して面白…