2025-71
第七作目
シリーズ最高傑作だと思う
タイトルからじわじわとクレジットが流れるオープニングがまずかっこいい。
ラスト冨岡を斬ったあと、稲妻に照らされる表情の美しさ
日露戦争前、軍とそこ…
公害問題にメスを入れた『緋牡丹博徒』シリーズ第七弾だが、少しテンションの下がる出来栄えとなってしまった。残念無念。
鬼才・加藤泰の持ち味であるローアングル、フィックス、長回しもそこまで発揮されてお…
久々にみたので緋牡丹博徒内での評価の差は主観と一致してないかもしれないが、超よかった。大人数で奇抜で正確なアングルで捉える加藤泰も、ほんとにほんとに藤純子大好き。
鶴田浩二の死を知らされる所の黒々…
親分の棺の前に集まった子分らが復讐について揉めに揉めて、お竜が仲裁に入るまでのローポジフィックス長回し。そしてカメラはそのままに、レンブラントの夜警よろしく周囲は暗く、藤純子だけにスポットライトが当…
>>続きを読む笠の切れ目から覗く藤純子の片眼のエロス(『映画の神話学』)と対をなすのは明らかに、両眼を見開いたままフレームの外へ沈んでいく鶴田浩二のタナトス。メインタイトルといいクレジットといいスーパーといい、出…
>>続きを読む鉱毒事件を題材にしたシリーズ第7作。
曲がったことの大嫌いな脚本家、大和久守正が大筋。
抱腹絶倒の熊虎親分パートが鈴木則文って感じだろうか。
それまでが緊張の連続だったせいか、このコメディリリーフは…