【サイレント映画だけれど 見応えがあった】
(1925年・独・57分・モノクロ・サイレント)
監督:E・A・デュポン
原題:VARIETE
原作:フェリックス・ホレンダー『Der Eid des …
題名は曲芸団、英語のバラエティにも通じる。囚人番号28番の告白から物語は始まる。空中ブランコ曲芸師の仲睦まじいボスとマリー、相方の兄が怪我してステージに出られない二枚目アクロバットスターのアルティネ…
>>続きを読むリア・デ・プッティとウォーウィック・ウォードの逢引きにおけるドアや窓の静かな気配作りと荒々しいウォードのアプローチ(ほぼレイプ)の緩急が凄まじい。聞き耳立てるときの耳のクローズアップはわろた。
ウォ…
不倫を重ねてる主人公妻と若者の逢い引きで若者側に顔が写らないようなカット。その後、妻が鏡を見ながら化粧を落とすカット(加藤泰の骨までしゃぶるも一夜を開けた後も同じカットがある)の連なりが素晴らしい。…
>>続きを読むドイツ表現主義の主要作に数えられる一本。第4回キネマ旬報ベストテン第2位。撮影:カール・フロイント。美術は「黒水仙」(1946)などのアルフレッド・ジュネ。「ヴァリエテ」とは「曲芸団」の意味。
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