家族の肖像の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『家族の肖像』に投稿された感想・評価

3.0
〖1970年代映画:人間ドラマ:イタリア・フランス合作〗
1974年製作で、全編が室内で撮影され、主要な登場人物は5人という限られた空間で繰り広げられる人間ドラマらしい⁉️

2025年1,719本目
カポ
3.8

面白かった。話や人物の関係性そのものがどうこうというワケではなくて、お金持ちの描き方が本物のようで素晴らしい。

いきなり大金を持ち始めた常識や礼儀を知らない人間は本当にこうなんだという事。また、主…

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4.5

絵画と書物に囲まれて静かに暮らす老教授の階上に、粗野で無礼な若者達が住み始める。

物言わぬ家族の肖像画に囲まれた日常に、突然侵入して来た騒々しい異物達。
当初は煩わしく感じる教授だったが、知性と教…

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kazun
3.0

家族の団欒画のコレクションに囲まれてローマの豪邸に一人暮らす老教授。ブルジョワ一家の闖入により彼の生活は掻き乱される。

ルキノ・ヴィスコンティ監督作品

印象的なシーン
・画廊の人に混じる女←お前…

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Shaw
4.8

見始めたら止められなかった。
思えば全編に渡って室内劇なのにシネスコサイズというのが不思議な話だ。でもこれによって、ショットのほとんどで、その絢爛豪華なパラッツォ中にひしめく骨董品や壁を埋め尽くす絵…

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授業内視聴

おじいさん以外の登場人物のそれぞれ、やってることがはちゃめちゃで、何考えてるかわかんない。だけど、1人で生きてきた彼のなかではいつしか騒がしさが豊かさになっていた。そして、彼らの中では…

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4.0
色々展開がある話の中、当時の価値観や階級社会の理解にリアルタイムだと理解が追いつかないけど、現代とのギャップが大きくて見てて飽きない

バカクソたばこ吸うのに灰皿バカきれい
昔岩波ホールで見た記憶があるのですが、ほぼ寝てしまったので見てないのに等しいので見直しましたところ、バート・ランカスターとヘルムート・バーガーの淡いBLでした。ベニスに死すと合わせて優雅に是非。ウホッ

「美しきものは追い求めよ、少女であれ少年であれ抱擁せよ・・・性の生命は墓に求め得ぬゆえ」と教授は語りかける。

コンラッドはミュンヘンに出発したが、国境で不審尋問にあい、身元引受人のなに教授の名前を…

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3.4
パラサイトされる側の視点。孤独な老人にとってはまんざら迷惑でもなさそうだ

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