外界から遮断された自らの家で引きこもって生活していた老教授(バート・ランカスター)の元に、突然知り合いでも何でもない謎の女性・ビアンカ(シルヴァーナ・マンガーノ)と彼女の娘と恋人、そしてビアンカの愛…
>>続きを読む「ルードウィッヒ」を撮り終えた後、病に倒れたヴィスコンティの復帰第一作目である。老教授の孤独を描いたという点では、ベルイマンの「野いちご」とのいくつかの共通項を発見できる。本作品の中で、人間関係のわ…
>>続きを読む面白かった。
ただ、話や人物の関係性そのものがどうこうというワケではなくて、お金持ちの描き方そのものがが本物の様でとても素晴らしかった。
いきなり大金を持ち始めた常識や礼儀を知らない人間は本当に…
絵画と書物に囲まれて静かに暮らす老教授の階上に、粗野で無礼な若者達が住み始める。
物言わぬ家族の肖像画に囲まれた日常に、突然侵入して来た騒々しい異物達。
当初は煩わしく感じる教授だったが、知性と教…
家族の団欒画のコレクションに囲まれてローマの豪邸に一人暮らす老教授。ブルジョワ一家の闖入により彼の生活は掻き乱される。
ルキノ・ヴィスコンティ監督作品
印象的なシーン
・画廊の人に混じる女←お前…
見始めたら止められなかった。
思えば全編に渡って室内劇なのにシネスコサイズというのが不思議な話だ。でもこれによって、ショットのほとんどで、その絢爛豪華なパラッツォ中にひしめく骨董品や壁を埋め尽くす絵…
(c)Minerva Pictures