テイル・オブ・ワンダーで思い出し感想。
傑作だと思います。
脅威的な映像の素晴らしさもさることながら、たった2時間で3世代の叙事詩をきっちりと完成させてしまうステリングの手腕に脱帽です。
『レンブラ…
オランダの歴史ロマン。
冒頭の巨大な顔面の彫刻で、殴られるようにしてこの残酷でファンタジックな世界に没入する。
ヨーロッパの農家のあの中庭の中心に、肥溜めがでんと据えてある舞台設計が潔い。あんなふう…
3世代にわたる、ボーイミーツ魔法使い。
予告編のような文芸モノでは無い。
それ以上。
絵面はデリカテッセン、ロストチルドレンあたりのジャン・ジュネをリアル中世に寄せた感じ。
笑いを見せ場に使わ…
スペインの圧政に苦しむ16世紀末、のちにオランダ(この呼び名は地域を指し、国名で呼ぶのは日本ぐらいらしい…)と呼ばれるネーデルラントの80年に及ぶ独立戦争の初期を舞台に"ダッチマン(オランダ人)"と…
>>続きを読む中盤の一幕、沼で立ち往生する船を海に浮かばせたい〜のもどかしさがもう最高ですよね
全編に漂う物悲しさ、濃厚な死と垢と退廃の匂いが最高。どこかファンタジーのような、お伽話のような趣も湛えた一作。
…
2000年頃,たまたま地上波で深夜に観て強烈な印象を受けた一本。ヒエロニムス・ボスやブリューゲルの絵画を彷彿とさせる近世初期ネーデルラントの習俗。狂言回しのニーノ・マンフレディもいい。濃厚な愛と死の…
>>続きを読む今年暫定1位の映画きた!
すごい良かった
最初の、吟遊詩人とお父ちゃんの小さい頃のやりとりで心掴まれ、
途中の旅路で切なくなったり、応援したくなったりして、
そんで、
最後のお父ちゃんと息子の、ほ…