真昼の暗黒に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『真昼の暗黒』に投稿された感想・評価

3.7

📀ドラマ
監督:今井正

1951年(昭和26年)1月24日に山口県熊毛郡麻郷村八海で実際に起こった強盗殺人事件「八海事件」を基にしたノンフィクション・ドラマ。

老夫婦が惨殺され、金品強奪事件が発…

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せっ
4.0


約70年前から警察検察裁判所がやってること変わらなくて無理。検察側が主張する犯行がいかに破綻した内容であるか突然コメディタッチに描かれるのだけど、今現在冤罪と疑われている事件もちゃんと考えればこれ…

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袴田事件云々の報道を観ていて、思い出し映画館へ脚👣を運ぶ。

さすが橋本忍脚本。やはり彼の脚本は人物を際立ち描き込むのに長ける。
昭和の古い風景を見ていて、何だか楽しくなってしまった。 懐かしい役者…

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殺人事件の犯人が罪の軽減を目的として知人4人を共犯者に仕立てた冤罪事件、「八海事件」を扱ったノンフィクション。1956年の映画賞を総ナメにした社会派・今井正監督の代表作。脚本は『羅生門』橋本忍。

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砂場
3.8
八海事件をモチーフにした作品。今井正監督、橋本忍脚本。警察による拷問を含め、冤罪を生み出し可能にする刑事司法構造を描く。「まだ最高裁がある!」という有名なセリフで終了。

橋本忍 脚本
今井正 監督作品


婚約者もいる青年の植村清治は身に覚えのない殺人事件の容疑者として逮捕される
それは仲間で先に逮捕されていた小島武志が共犯として自分を含む4人を警察の取り調べに…

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Omizu
3.7

【1956年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
『純愛物語』今井正監督が正木ひろしの『裁判官―人の命は権力で奪えるものか―』を映画化した作品。当時まだ係争中であった1951年に起こった冤罪事件で…

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3.9

理不尽な社会に突き付けた映画。
この映画の製作過程を知り、観ました。
裁判中にこの作品をしっかり答えをだして映画を撮ったことがすごいなと、
人生をかけて撮った作品なのだと感じました。

気になって元…

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moty
3.9

先月下旬に発売された『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』春日太一著。

上記新著を読み進める中で本作を知り、初鑑賞。

これは令和でも見るべき社会派映画のひとつと感じました。裁判劇として…

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独立プロ&社会派で知られる今井正監督の代表作の一つ。当時まだ裁判が継続中だった実際の事件(八海事件)をベースに、警察による冤罪の恐ろしさを告発した衝撃作。脚本は橋本忍。音楽は「ゴジラ」(1954)の…

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