八海事件を題材にした正木ひろしのノンフィクション「裁判官:人の命は権力で奪えるものか」を、橋本忍が脚色、今井正が監督した力作。事件は最高裁で係争中だったため、圧力があったというが、冤罪告発の力となっ…
>>続きを読むDVDで再見。無罪確定前に、よくぞ公開した。「腕力」を感じる。すごい。お見事。
そういえば、本作脚本の橋本忍に対して、春日太一が「腕力」の人って書いていたが、この作品は、脚本を含めて映画全部が腕力…
◎冤罪の解剖学 拷問と自白強要 全部乗せ法廷劇
1956年 現代プロダクション 124分 モノクロ
スタンダード *ホワイトノイズ 画像ボケあり
1951年に山口県で起きた強盗殺人事件の判決に警…
このレビューはネタバレを含みます
実際に起こった八海事件を冤罪として告発した弁護士正木ひろしの原作を元に作り上げた作品で、当時まだこの事件は係争中であった為に相当物議を醸したという。
国家がその気になれば、個人の命など簡単に奪えると…
この映画のことを知るまで、「八海事件」という事件のことを知らなくて、Wikipediaの記事を読み、こんな事件があったんだ…と知った次第。
その上でのこの作品、実に面白かったです。
強盗殺人事件…
最高裁の妨害に遭ったりしたそうだけど
真正面から勝負を挑む気合が漲りまくってる
実話を基にしているから重い映画になりそうなんだけど
娯楽に徹しつつだから観やすくなってる
内藤武敏演じる弁護士の弁論…
傑作ですねぇ!! この作品は今回が初観だったけど、ドキュメンタリー調の迫真に迫る内容に驚愕!!
実際に起こった冤罪事件(と言っていいのかなぁ?)の公判中に、その殺人事件と裁判などを題材にした作品のよ…
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-418 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※
🖋“人の命は権力で奪えるものか”正木ひろしが実際に起きた事件“八海事件”をもと…