面白かった!!!!
話も面白いけれど、映画の撮り方がよすぎる……白黒映画ならではの技法が詰まっていて、久しぶりに最後までわくわくしながら観られた。とあるシーンが印象的すぎて、記憶を消してもう一回観た…
「私はただの厨二病にあらず、教養も兼ね備えた厨二病」という勘違いをした一番だるいの人種、つまり自分のような人間には激刺さりの映画。
善人、もしくは自分をそう思っている若者が、悪魔版ひろゆきみたいな…
このレビューはネタバレを含みます
1945年(アメリカ)、1972年(イタリア)、2009年(イギリス)と3作品ある中の1番古いアメリカのやつ。白黒。
何年経っても若く美しいままのドリアン・グレイが、自分の代わりに歳を取り、魂の醜…
最近原作を読み、妄想が爆発する前に鑑賞。とても素晴らしかった!
とわさん、いつもありがとうございます!何から何まで最高でした。
原作の持つ貴族感が映像で確認でき、超絶美しくなければ成立しない主役…
ストーリーや撮影技法、ライティングも全部すごくよかった
絵だけカラーにして恐ろしさを強調するところや殺人シーンの灯りによる陰影、今後起こる事をさりげなく暗示させる構図が印象的
本を早く読みたい
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大傑作。パートカラーで映される肖像画の美しさ、悍ましさ。殺人場面の吊りランプが作り出す光と影のゆらめきのおそろしさ。ハード・ハットフィールドがローウェル・ギルモアを絵画のある部屋へ促す際の縦構図のト…
>>続きを読むオスカー・ワイルド原作、何度もリメイクされているオリジナル。永遠の若さと引き換えに魂を売った純朴な美青年貴族が、闇を抱えていき、代わりに肖像画が醜く老いていく。
ホラーテイストのファンタジーが好み…
このレビューはネタバレを含みます
ヘンリー卿の快楽主義者としての言葉は、確かに魅惑的なものが多いんだよな。
「若いうちに欲望のままに生きるべきだ」
美しいうちに得ることのできる快楽を求めなさいという主張はどこか納得できるし、甘美…
純真無垢な青年に、人生の酢いも甘いも知った大人が、若い頃に弁えておく方がよいことを説き、感化されることによって狂っていく人生。凡庸なペースで、皆と同じタイミングで躓いていれば、ある意味幸せだった。
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