「美を殺したんだ」
クロード・シャブロル監督の初カラー作品で、初の【サスペンス】。
冒頭、陽気な曲と共に窓から下着姿で庭師や牛乳配達員に愛想と色気を振り撒くメイドのジュリー(ベルナデット・ラフ…
太陽の下、広大な敷地に住む裕福な一家。
もとから壊れてる一家の関係が、さらに殺人事件を呼んでしまうミステリー。
ジャン・ポール・ベルモンドは一家の長女の婚約者で、この家の下宿人。
どちらかといえば…
白昼の悪魔*****
ある不貞から起こった(ように見える)事件。南仏の閑静な田園地帯で暮らすリッチな名家。囲われる愛人。本作は誰が如何に、そしてどのように露呈するのか・・ということはあまり…
本作が作られた59年は、ゴダールの『勝手にしやがれ』も作られている。両作品にベルモンドが出演しているが、どちらが先に作られたのだろう。本作のベルモンドは、誰でも務まるような役だから、この「二重の鍵が…
>>続きを読む【ブルジョワ家庭の解体】
1950年代末のフランス映画ですが、今見ると焦点がはっきりしない作品です。
一応殺人事件が起こるのですが、その犯人の意外さだとか、殺人方法のトリックだとかで見せる作品で…