銀河都市、a60が宗教で言う
教祖のような、そこに住む人々は
思想をそれに委ねている。
そこに潜入していく男の話。
AIのようなものに思考を委ねてしまうことで失われていく美しいものたちがある。
少…
パリを未来都市に見せる映像に唸る。これに色がついたらどうか分からないか、モノクロ故の美しさを感じる作品である。
設定の把握が難解でややそれに振り回されもするが、展開としては面白い。意識や感情といっ…
コンピューターα60に支配され、人間の感情が抑制されている世界を描くディストピア映画。当然涙を流したりすればすぐに通報され刑罰が下される訳なのだが、その処刑方法が面白い。犯人は背中を銃撃されてプー…
>>続きを読む実際のパリを近未来都市に見立てて撮られたゴダール監督の金熊賞受賞作。
ヌーヴェルヴァーグ×SF。『ブレードランナー』などに継承されるノワール×ディストピア。
自由に描かれる、自由のない世界。異邦…
池袋新文芸坐のオールナイトで、
本作を鑑賞したのは今から15年以上も前。
ゴダール映画祭の定番であるイビキの木霊する館内で3〜4作目に上映された本作。
何故か物語の断片が記憶に深く焼き付き、
ゴダー…
ゴダールを教えてくれた映画仲間に勧められていた本作をついに鑑賞。
1番印象的だったのは、SFの世界なのにフランスの現実の街並みを取り入れてること。
よくあるSF映画だと、架空の世界や架空の物を使う…
ゴダールがここまで映画でドラマを描いているのは珍しい。まともなSFになっていて、世界観がとても良い。モダンで質素、感情のない街の寂しさ。非論理的思考を全て排除しようとするα60は、ハリウッド的映画の…
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