黒澤後期を代表する現代劇の傑作。
人間心理をついた密室劇で展開する前半と警察の緻密な作戦会議と捜査を描いた後半と、2部構成になっている。
製靴会社ナショナルシューズ重役の1人権藤(三船敏郎)はし…
実は初見の黒澤映画の名作。
50年前の作品だけに演出面での古さは当たり前として、その手口が模倣されたという身代金受け渡しの緊迫感と、SNS等で繰り広げられている誹謗中傷に通づる想像力の無さが垣間見え…
天国と地獄のタイトル通り、高度成長期の経済格差が描かれていて、なかなか面白い内容だった。
見入ってしまったシーンも我に返れば、なかなかの長回しと長いセリフで三船敏郎の演技力に圧倒された。
案外あっ…
かなり久しぶりに黒澤映画観たかも。この頃はもう橋本忍は脚本に入ってないんだ。前半の室内シーンが面白い。会話と編集のテンポがでかいのだろうけど、カメラが意外と長回ししながら動く。そして現金受け渡しシー…
>>続きを読む横浜の製靴会社の常務のもとに起きた子供の誘拐事件とその犯人を追う刑事たちの姿を描く。
社内の権力闘争から誘拐事件へ転換し、室内劇から追跡劇へと転換してゆく物語の構成が秀逸。
三船敏郎演じる権藤が…
やっぱり何回観ても面白い作品です。自分がまだ20代だった30年前ころ、とっつきにくいイメージがあった黒澤明監督の作品の印象がガラリと変化するきっかけでした。1963年という時代背景ですが、エンタメ…
>>続きを読む前半、これでもかというくらい家の居間から動くことなく会話劇のみでセットアップ〜電車でやっと外出て、後半から完全に警察の捜査 2回目はシークバーを見ながら観てもおもろそう𝑶𝒉...𝑨𝑲𝑰𝑹𝑨 𝑲𝑼𝑹𝑶…
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